いかがだろうか。少し驚きではないだろうか。ドルで見ると、2009年の平均年収は4万2986ドルで1996年以降で最も高くなっているのだ。そして、円で見た時は1995年以降で2番目に高かった1998年の平均年収は、逆に最も低くなっている。 2010年以降の平均年収の統計はまだ出ていないのだが(厚生労働省の毎月勤労統計調査を見るとやや増えている印象がある)、仮に2011年の平均年収が2009年と同じ406万円だとすると、1ドル=81.85円でドル換算すると4万9603ドル。1995年の値も超えることになる。そう、あまり実感しにくいかもしれないが、日本人の平均年収は空前の高水準にあるのである。「そういえば給料は上がってないけど、輸入品が安くなって買えるものは増えてるなあ」と思い当たる人も多いのではないだろうか。 年収300万円という言葉が2003年度の流行語大賞に選ばれたが、8月10日の終値の1
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