優れたサービスは「関西のお客さん」が育てる――スルッとKANSAIに聞く(後編):Interview(5/5 ページ) 関西人のお客さんが良質なサービスを育てた 今回のPiTaPa取材を通じて感心したのが、利用者の不満やニーズをしっかりと汲みとり、高いサービスレベルを実現している点だ。また、松田氏が「関西のお客様は率直に意見を述べる。いい加減なサービスでは許してくれない」と、苦笑しながら話していたのも印象的だった。 「例えば、磁気式プリペイドカードの残額が初乗り運賃以下だと入場できないという時代があったのですが、これはもうお客さんが許してくれなかった。毎日、(残額不足でゲートが閉まった)お客さんが『なんやの!? これは!』と駅員に詰め寄るんです。『降りるときに精算するんやから、ええかげんにしいや!』と毎回、怒られる。でもこれは冷静に考えれば、お客さんの方が正しい。 また、スルッとKANSA
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