14日未明の伊予灘を震源とする地震で、京都府が住民に配信する「防災・防犯情報メール」が一部の登録者に届かなかったトラブルで、府は、「配信する情報が長文だったことが原因」と発表した。 府防災・原子力安全課によると、気象庁が発表した各地の震度などに関する情報を、14日午前2時12分と同17分の2回、約2万4000人に自動配信。しかし、「NTTドコモ」のメールを利用していた約7500人全員に届かなかった。 同課によると、気象庁の情報には1行約500文字を超える長文が含まれており、ドコモのシステム上、受信できなかった。「KDDI(au)」の一部の機種でも全文を表示できなかった。 同課は、情報を500文字未満で自動改行するようシステムを修正した。