北京(CNN) 中国外務省報道官は12日、オバマ大統領が今月18日に予定する、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との会談を即刻、中止するよう改めて要求した。国営・新華社通信が伝えた。 ダライ・ラマが訪米し、米政府指導者が接触することに断固反対するとし、この問題に関する中国政府の立場は一貫して明瞭であると主張。「米政府がチベット問題の複雑さを理解し、チベットは中国の一部であり、チベットの独立に反対するとの認識を再確認することを促す」とも述べた。 ギブズ米大統領報道官は11日、オバマ大統領とダライ・ラマとの会談が18日、ホワイトハウスで行われると発表していた。 中国は会談に強く反発、実現した場合、米国に対し強い報復措置を取るとも警告している。米中関係は、米国による台湾への武器売却などで既にきしんでおり、オバマ氏、ダライ・ラマ会談でさらに悪化するのは必至となっている。 また、中国は国連安
宮城県石巻市で3人が殺傷され、18歳少女が連れ去られた事件で、同県東松島市、無職少年(17)(未成年者略取、監禁容疑で逮捕)が、石巻市、解体工少年(18)(同)から「事件直後に包丁を手渡され、解体工少年は柄の部分の指紋をふき取っていた」と供述していることが12日、県警への取材でわかった。 県警幹部によると、無職少年は「解体工少年から包丁を渡された際に『お前が罪をかぶれ』と脅されて仕方なく素手で柄を握り、指紋を付けた」と話しているという。 「事件の計画を持ちかけられ、『無理だ』と断ると、『お前や家族を殺すぞ』と言われ、仕方なく従った」と従属的な立場だったことも供述している。 また、「包丁は事件数日前に解体工少年が用意した」と話しており、県警は、計画的な事件とみて捜査している。 解体工少年とかつて交際していた、石巻市、アルバイト店員南部沙耶さん(18)を連れ去ったとして、少年2人が現行犯逮捕さ
TOKYO — Photos of the teenager’s corpse show a deep cut on his right arm, horrific bruising on his neck and chest. His face is swollen and covered with cuts. A silhouette of violence runs from the corner of his left eye over the cheekbone to his jaw, and his legs are pocked with small burns the size of a lighted cigarette. But police in Japan’s Aichi prefecture saw something else when they looked
The head of MI5 has denied officers withheld information over what it knew about the the torture of a UK resident. In an unprecedented move, Jonathan Evans defended the security service against claims it misled MPs over the US's treatment of Binyam Mohamed. The Court of Appeal earlier ruled that Mr Mohamed could learn what MI5 knew about his 2002 mistreatment while in secret detention in Pakistan.
仏領ポリネシア・ムルロア環礁(Mururoa Atoll)で行われたフランスの核実験であがるきのこ雲(1970年撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月13日 AFP】フランスは1960年2月13日、アルジェリアのサハラ砂漠で同国初の核実験を実施した。その後1996年までにサハラ砂漠と仏領ポリネシアで計210回の核実験を行った。 50年が経った今も初の核実験の深刻な影響は残っている。サハラ砂漠ではいまだに奇形児が生まれており、反核運動の活動家はその原因は核実験にあると主張している。「フランス核実験退役軍人の会(AVEN)」は、フランスの核実験の被害者とその配偶者4500人の証言を集めたとしている。仏政府にがんと核実験の因果関係を認めさせようと裁判を起こした退役軍人もいる。 ■がんに苦しむ退役軍人 喉頭がんを患うオーグスト・リベ(Auguste Ribet)さん(74)もその1人だ。「実験直後
アンドレア・ドウォーキン(Andrea Dworkin、1946 – 2005)の主著『インターコース 性的行為の政治学』よりメモしておきたい。他者のアイデンティティの破壊(追放)と、それに乗じた──むしろそれゆえに──「性的特色」の〈ねじ込み〉の暴力性を論じた部分である。 人種ゆえに価値を奪われるという喪失感は、安部公房の『他人の顔』に出て来る顔のない男にも見られる。彼はテレビでハーレムの黒人暴動を見ながら、「ぼくのような顔を失くした男女が、数千人も、一緒に集まった」光景を目にする。彼は自分をハーレムの黒人と同一視するし、さらに、日本ではしばしば差別され、低劣な人種と見なされている朝鮮人とも同一視する。日本人とは異なる顔の朝鮮人は、まるで顔を持っていないかのように扱われている。彼は意識的には認識しないまま、朝鮮人が「しばしば偏見の対象にされる」ために、「知らずに親近感をおぼえ」るようにな
『言葉と傷』という題名の論集に寄稿した法学者や活動家たちは、憎悪発話の規制に理論的根拠を与えようとして、「発話」の法的範囲を拡大したり、複雑化する傾向がある。これが可能になるのは、発言を思想の「表現」であり、かつ「ふるまい」の形態であるとみなすことによってである。個々の人種差別的な発話は、それが向けられる人々に人種的劣性を宣告すると同時に、その発言をとおして、その人種を従属的立場におく効果を生みだす。 マツダ(=マリ・マツダ)らによれば、発言が憲法修正第一条の「保護」を受けているかぎり、その発言は国家の後ろ盾を得ているとみなされる。彼女の見方では、国家の介入がないということは、国家に裏打ちされていることと同義となる。 ジュディス・バトラー『触発する言葉』(竹村和子訳、岩波書店)p.114-115 Mari Matsuda の『Words that Wound』は翻訳されていない。が、それを
川原泉作品のゲイフォビア*1とはおそらく彼女個人では対処不可能なものなのではないか。 そう、問題は川原泉個人ではなく、「川原泉的なるもの」であるように思える。 川原作品に顕著な恋愛や性に対する淡白さから、それらに類する問題に対する「関心の低さ」を読み取り、そして、その「興味がない」という心理状態を一概に「無自覚」「無関心」だと捉えるなら―― 確かに、問題となった表現は川原泉個人の自由意志に基づいた差別と偏見を意図的に振りまくフォビア(嫌悪)の表れであり、彼女を差別主義者だとみなせるだろう。 しかし、それがあるいは「無意識」の産物なのだとしたら、どうだろうか。 語弊を招かぬよう言葉を言い換えれば、「理解不可能」「認識不可能」。 「彼女はそれを理解できない」――のだとしたら、どうなるだろうか。 「興味がない」というのも、「意味や価値を理解できない」ということであって、何も意図的に「貶め」たり「
ネパールのピュタル(Pyutar)村でAFPの取材に応じる、魔女狩りの被害を受けたカリ・ビスウォカルマ(Kalli Biswokarma)さん(2010年1月13日撮影)。(c)AFP/Prakash MATHEMA 【2月11日 AFP】ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)から南へ40キロのピュタル(Pyutar)村で、カリ・ビスウォカルマ(Kalli Biswokarma)さん(47)は、「魔女」であることを白状しろと、近所の人々から2日間にわたり拷問を受けた。 1児の母親であるカリさんは、カースト制度の枠外に置かれる最下層民「ダリット(Dalit)」の出身だ。事の発端は、ある教師が病気になったことだった。家にいたところを35人ほどの村人たちに連れ去られ、牛小屋に閉じ込められ、「(教師に)魔術をかけただろう」と責められながら殴る蹴るの暴行を受けた。さらに、人間の排せつ物を食べ
昔から新聞配達といえば、究極のガテン系アルバイト。ところが今や、この仕事に人気が集中しているという。 学費を新聞社に肩代わりしてもらうかわり、住み込みで働く「新聞奨学生」に、希望者が殺到しているのだ。 労働時間帯ひとつとってもけっしてラクとはいえない仕事である。それでもほとんどの新聞奨学会で、2010年度の募集枠がすでに埋まっているほどの人気ぶりだ。 ある新聞奨学会の担当者は「販売店の求人が減っていることもあるが、あっというまに枠がなくなってしまう。進路が決定していない5月頃から申し込み予約をする高校生も多い」と説明する。 この不況時、親の経済的な事情から進学をあきらめざるをえない子どもも少なくない。学費がタダになるうえ、寮費も無料という新聞奨学金制度は、彼らにとってまさに福音といえるだろう。 各新聞奨学会のホームページをのぞいてみると、そこには学生たちの満面の笑顔が溢れている。生き生きと
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