【ロンドン=鶴原徹也】英BBCテレビの番組司会者が、放送中に20年以上前に自身が犯した殺人を涙ながらに告白し、英国社会に衝撃が広がっている。 レイ・ゴスリング容疑者(70)は、今月15日放送の死を題材とする番組中に突然、「人を殺したことがある。若い男で私の愛人。エイズの末期患者だった」と告白を始めた。 同性愛者の権利擁護を主張する活動家としても知られる同容疑者は、「病室で、医師が『できることは何もない』と言った。愛人はひどく苦しんでいた。医師に席を外してもらい、枕で窒息死させた」と語った。愛人とは、苦痛に耐え切れなくなれば安楽死を施すことで合意していたという。愛人の名前や殺害した場所などは明らかにしなかったが、時期については、「エイズが深刻な問題になり始めた頃」と述べており、1980年代半ば頃と見られる。 警察はゴスリング容疑者を17日、殺人容疑で逮捕し、18日に保釈したが、関係者から話を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く