数年前大学へ戻り宇宙物理学の博士号を取り直し、学者と一緒に宇宙の始まりについての本を執筆したブライアン・メイ。彼には音楽や宇宙のほかにもう1つ、長年に渡り強く惹かれてきたものがある。それは3D写真。ブライアン・メイは今度、それに関する本を出版することになった。 ブライアン・メイはクイーンのツアーで世界を回りながら、何千枚もの立体写真を集めてきたという。彼はBBCにこう話している。「そう、ツアーをやっている間、世界中のディーラーと交流できたんだ。たいていは彼らをギグに招待した。驚いてたよ。彼らの世界とは全く違うんだから。彼らが持ってきてくれた写真が、その夜のご褒美ってわけ。その夜の演奏の見返りってわけだよ!」 立体写真の魅力をこう話している。「まず写真を目にし、それからその素晴らしい立体構造に気づく。中を歩き回れるようだ」 とくに1850年代に60近いステレオ・カード(ステレオ・カメラで撮っ