(株)ファンケル(神奈川県横浜市、成松義文社長)は、2010年7月13日付けで(株)ディー・エイチ・シー(東京都港区、吉田嘉明社長)に対し、同社が製造・販売するクレンジオイルで保有する特許権が無断で使用され、特許が侵害されたとして、対象製品の製造・販売差し止め、および損害賠償を求め、東京地裁に提訴したことを7月14日、発表した。 対象製品は「DHCマイルドタッチクレンジングオイル」と「ヒットコスメミニセット(ハローキティポーチ)」の2製品。ファンケルの「マイルドクレンジングオイル」は、使用時に水が付着した状態でもクレンジング効果を発揮する、などとして「油性液状クレンジング用組成物」の名称で特許を取得(特許第4358286号)しているが、対象の2製品も濡れた手や顔にも使えることを訴求している。 マイルドクレンジングオイルは、2004年8月のリニューアル以降累計で2000万本に迫る勢いで売れ続
2010.05.26 経営・マネジメント 公益財団がプリウスをテアダウンするのは正しいのか? 中ノ森 清訓 株式会社 戦略調達 代表取締役社長 調達管理 購買マネジメント コスト削減 経費削減 イノベーション ナレッジマネジメント オープンイノベーション フリー ある公益財団の協力により、日経BP社よりプリウスの分解レポートが今月末に発刊されます。 内容的には非常に興味深いものなのですが、本当に他人が一所懸命に培ったあらゆるイノベーションやナレッジを解き明かし、公にすることが公益なのでしょうか? 日経BP社より「最新型車分解レポート2010 トヨタ自動車『プリウス』」というプリウスの分解レポートが今月末に発刊されます。ハイブリッドシステム、高電圧の配線、軽量化のための車体部品などについて、写真や図版などを交え詳述するとのことで、内容的には非常に興味深いものです。 しかし、もろ手を挙げてお勧
ピンク・フロイドが、オンラインで曲を個別に販売することに対しEMIを訴えていた裁判で勝訴した。iTunesなどのダウンロード・ストアが登場する以前のことではあるが、ピンク・フロイドは、バンドの承諾なしにアルバムは分割できないとの契約を交わしていた。 アルバムを1つの作品と考え、シングル・カットに消極的だったピンク・フロイド。裁判所は、契約には「アルバムの芸術性を保護する」条項が含まれていると認め、EMIはバンドの承諾なしに彼らのトラックを個別に販売することはできないと言い渡した。 バンドの代理人は「フィジカル・プロダクトにおいてはコントロールできるのに、オンライン・プロダクトは駄目だというのはおかしい」と主張。EMI側は、契約書には「レコード」とあり、それはフィジカル・プロダクトを指しオンライン販売は当てはまらないと反論していたが、前者の言い分が認められるかたちとなった。 ピンク・フロイド
アフリカの民間療法が新薬開発の糸口に――バイオプロスペクティングの光と影 2003年11月12日 コメント: トラックバック (0) Megan Lindow 2003年11月12日 南アフリカ共和国、ヨハネスバーグ発――活気に満ちたファラデー市場の一角にあるサムソン・ムブブさんの店には、木の皮や植物の根、球根、動物の体の一部などが所狭しと並んでいる。こうした品々は、精神錯乱から咳や感染症まで、ありとあらゆる病気の治療に使われるものだ。 ムブブさんは「イニャンガ」(inyanga)と呼ばれる、昔ながらの民間療法の治療者だ。長い年月をかけて、自分が住む村の周囲の野原や森に生えている植物を使って病気を治す方法を身につけてきた。高速道路の高架下にあるこの市場には、治療を望む人たちが地方からムブブさんのもとにやってくる。そうした来訪者の中にちらほらと科学者たちも交じっていて、その数が徐々に増えつつ
訓練中? 安徽省内の基地にあるネットカフェでインターネットを操作する中国軍兵士(05年) CDIC-Reuters 中国からの撤退をちらつかせるグーグルの主張を読むと、最近の中国発のサイバー攻撃と人権活動家の迫害の片棒を担がされたことへのグーグルの怒りがすべてと思うかもしれない。 だがネットの専門家と中国の専門家はともに、より大きな問題について指摘している。すなわち中国政府が軍事的なサイバースパイ戦術を企業対象に流用しており、今やそれがかなり広範囲に使われている、という問題だ。外国企業にとって根本的に不平等なビジネス環境に加え、中国のサイバースパイから受ける損害を考えれば、グーグルのような企業がリスクを考慮して撤退を考えても無理はない。 「問題は単なるサイバー攻撃や人権問題をはるかに超えている」と、中国インターネットの専門家ジェームズ・マルベノンは言う。「外国企業が中国で事業展開するのはま
TechCrunchの創設者であるMichael Arrington氏が米国時間12月11日に明らかにしたところによると、TechCrunchは10日、タブレット「CrunchPad」をめぐって一時は提携関係にあったFusion Garageを提訴したという。 Arrington氏は訴訟の中で、Fusion Garageに対し「詐欺、ビジネス上のアイデアの不正流用、受託者義務違反、不当競争、ラーナム法(Lanham Act)違反」の責任を追及していると述べている。 TechCrunchとFusion Garageが提携を解消したことが先ごろ明らかになったが、カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所に提出された訴訟により、両社の舌戦はますます過熱することになりそうだ。Arrington氏はかねてより、法的手段に訴えることを示唆していた。 現在「JooJoo」という名で呼ばれる問題のタブレット
マジコンは違法? 合法? ついこの間も、任天堂らソフトメーカー55社がマジコン販売業者らに対し輸入・販売行為の差し止めおよび損害賠償を求める訴訟を起こすなど、日本では着々と包囲網が築き上げられつつある「マジコン」問題。ところが海外ニュースサイト「Techdirt」によると、任天堂がスペインで行っていたマジコン訴訟において、マジコン類の製造・販売を「合法」とする判決が下されたそうです。 これまで数多くの案件で勝利を収めてきたことから、ゲームファンの間では「最強」との呼び声も高い任天堂法務部が一体なぜ……? 記事によると、今回焦点となったのはマジコンが持つ「コピープロテクト回避」機能の部分。つまりマジコンを使用すると、コピーしたソフトでも問題なく動いてしまうため、これは著作権法の中にある「プロテクト迂回防止」節に抵触しているだろう――というのが任天堂側の言い分でした。 しかし結局、裁判所は任天
10月22日、ノキアはiPhoneが特許を侵害しているとしてアップルを提訴。写真はニューヨークのアップルストア。6月撮影(2009年 ロイター/Lucas Jackson) [ヘルシンキ 22日 ロイター] 世界最大手の携帯電話機メーカー、フィンランドのノキアNOK1V.HEは22日、アップルAAPL.Oの携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」がノキアの特許を侵害しているとして、ノキアを米デラウェア州の裁判所に提訴した。 ノキアは携帯電話機ではトップメーカーではあるが、アップルが2007年半ばに投入したアイフォーンなど多機能携帯電話(スマートフォン)に押されていた。 訴状によると、ノキアは携帯電話や無線LANなどに関する基幹技術に関連し、自社の10の特許が侵害されているとしている。 特許は無線データ、音声符号化、セキュリティ、暗号化などに関するもので、ノキアは、アップルがアイフォーン
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