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株式会社財経新聞社(本社・東京)の配信するインターネットニュース「IBTimes(アイビータイムズ)」が、他の報道機関のインターネットの記事を部分的に無断使用し、それを継ぎ合わせた記事を大量に配信していたことがわかった。 同社は契約ライターによる無断使用を認め、過去の該当記事を削除した。 同社によると、財経新聞社は米国に本社を置くビジネス紙の日本法人。同社が「国内 政治・社会」分野で7月1日〜8月19日に流した432本を本紙が調べたところ、302本で他社の記事と一致する表現があった。全国紙や通信社、放送局がネットで流した記事2〜5本を組み合わせる手法で、使われた記事は700本以上。読売新聞の記事も70本以上あった。 例えば、8月12日午後1時27分に配信された「日航機墜落事故から25年」の記事は、午前11時52分から午後0時22分に流れた読売新聞など4社の記事と部分的に一致するなど、短時間
「私が電子出版に特化した出版社『ボイジャー』を立ち上げたのは、92年10月のことです。それ以来、電子出版に必要なビューアソフトの開発を続け、電子書籍の普及に力を注いできました。そして、いま電子出版...日本のミスターデジタル出版 萩野正昭(ボイジャー代表取締役) ノー・アマゾン、ノー・アップル、ノー・グーグル 「私が電子出版に特化した出版社『ボイジャー』を立ち上げたのは、92年10月のことです。それ以来、電子出版に必要なビューアソフトの開発を続け、電子書籍の普及に力を注いできました。そして、いま電子出版はキンドルの台頭やiPadの発表(米国で今年3月発売予定)で、ひとつの重大な局面を迎えています」 こう語るのは、ボイジャー代表取締役の萩野正昭氏。電子本ビューアソフト「T-Time」の開発など、18年にわたって萩野氏は電子書籍の第一線で先駆的な試みを続けている。日本の「ミスター電子出版」と
最新・音楽著作権本の決定版「すぐに役立つ音楽著作権講座」が12月21日に刊行された。音楽著作権というだけで、難しそう・めんどくさそう・どうでもいいや…と、ないがしろにされがちなところだが、音楽業界が成り立っているのは、ひとえにこの法律のおかげ。 少なくとも音楽業界に興味があったり、ましてミュージシャンになりたい、あるいはミュージシャンを応援したいと思うのであれば、この書籍はぜひとも目を通してもらいたいバイブルのような一冊だ。書籍「すぐに役立つ音楽著作権講座」とはどんな本なのか。そもそも音楽著作権とは? 音楽業界で30数年にわたり契約関係の業務に携わってきた著者の秀間修一氏に話を聞いた。 ──本書「すぐに役立つ音楽著作権講座」を執筆しようと思ったのはいつ頃のことでしょうか? 秀間:もう5~6年前になりますけど、そういう本を書こうかなっていうことはあって、簡単な企画書まで作ったことはありました
ホワイト・ストライプスが、彼らの曲を許可なくCMで使用したとアメリカ空軍を非難したが、CM製作者によると、曲はホワイト・ストライプスの「Fell In Love With A Girl」を再レコーディングしたのではなく、同トラックのことを知らずに作られたオリジナルだったという。作曲家は「似ていたとしたら申し訳ない」と謝罪のコメントを発表した。 CMを制作したプロダクション会社のオーナーは「ホワイト・ストライプスの曲のことはよく知らなかった。ホワイト・ストライプスの名前は聞いたことある。でも彼らの曲は聴いていない。似ているなんて思いもしなかった」と『New York Times』紙の取材に答えている。 曲を制作したフリーランスのミュージシャン、ケム・クラフトにいたっては、責任はすべて自分にあるとまで話している。「同じようなものになってしまい、申し訳ない。本当に本当にそんな気はなかったんだ」「
アメリカ空軍がホワイト・ストライプスの曲を彼らの許可なくCMで使用したことに対し、ホワイト・ストライプスがオフィシャル・サイトにて抗議声明を掲載した。 CMは先に行なわれたスーパー・ボウルの途中で流されたという。バンドはこう強い不快感を示している。「我々は曲が新たにレコーディングされ、ホワイト・ストライプス、もしくは版元やレーベル、マネージメントの許可なく使用されたと考えている。ホワイト・ストライプスは、我々がこの戦争を支援していないにもかかわらず、アメリカ空軍が、まるで我々が新平募集を奨励し曲の使用を許可したかのごとくこのCMを放送したことに対し、強く意義を申し立てる」 ホワイト・ストライプスは「自国において、そして国が必要とするときにはこの軍隊を支援する」ものの「現在の紛争の歯車の1つにはなりたくない」「軍隊の安全と一刻も早い帰国を望んで」おり、彼らの曲を使用したCMを中止するため「断
カンヌで開かれているMIDEM(国際音楽産業見本市)のマネージャー・サミットに出席したブラー/ゴリラズのマネージャー、クリス・モリソンが、「ミュージシャンはCM出演に細心の注意を払うべきだ」と進言した。 モリソンは「ダフィーのコカコーラ、ロビー・ウィリアムスのT MobileのCMは最悪だった」と具体例を挙げ(しかし、イギー・ポップの保険のCMは賞賛)、「この2つはアーティストのキャリアや認知度を高める点において有益ではない」と話した。「ブランドとどのように関わるか、細心の注意を払わなくてはならない」「音楽が企業の支配下に置かれる危険性がある」と、マネージャーとしての見解を述べた。 ブラーの「Song 2」はこれまでCMやTV番組、映画のサウンドトラックで使用され、レコード・セールスの20倍もの収益があったという。しかし、いくら大金を積まれようが、アーティスト自身の出演にくらべ楽曲のみが使
■本日の言葉「principle」(原理、原則、主義、信念、道義)■ ゆるい「暇ダネ」ニュースの英語をご紹介する金曜コラム、今週はグーグルの携帯電話にブレードランナーの遺族が怒っているという話です。ものすごく乱暴に省略しましたが。グーグルのやっていることはそれくらい乱暴なんじゃないかという、そういう話。新年早々から信念の話です。(gooニュース 加藤祐子) ○ネクサス・ワンはレプリカントの初号機ではなく 私はかなり古い機種の携帯電話をいつまでも使っていたような人間なので、グーグル発表の新型携帯電話がどう素晴らしいのか、ありがたみを理解する認識能力がほとんどありません。 ですが一つだけ、とても気になっていたのは、「Nexus One」というその名前です。しかも電話のOSの名前は「アンドロイド」だと。 うーん……それはちょっとどうなのよ、許可とってるの? 提携してるの? 違うなら、ちょっとどう
最近は政治や経済政策絡みのことばかりを書いてきましたが、実は今年後半から、マスメディア/コンテンツ産業とネットの関係が大きく変化する兆候が出ています。2010年はネット上の常識が変わる年になるかもしれないのです。今年も最後ですので、この点について総括しておきたいと思います。 今の競争構造ではメディアは ネット上で課金しても儲からない これまで何度か書きましたが、ネットが普及し出してからマスメディア/コンテンツ産業の収益は急速に悪化しました。それは、ネットが視聴者と広告の両方を奪ってしまったからです。 マスメディア/コンテンツ産業は基本的に垂直統合型のビジネスモデルであり、自社でコンテンツの制作から流通までを牛耳ってきました。そこでは、コンテンツの制作力もさることながら、媒体毎のコンテンツの流通独占が収益の源泉となってきました。 しかし、ネットという新たなコンテンツの流通網が普及したことで、
ニュースビジネスの未来を巡って、グーグルとニューズ・コーポレーションとの間で激しい応酬が続いている。 ことの始まりは11月、ニューズ・コープのルパート・マードック会長が同社傘下のコンテンツを、グーグルの検索からもグーグル・ニュースのインデックスからも見えなくすると宣言したことだ。 グーグル・ニュースは、新聞を始めとしたメディア各社のニュースをトピックごとに整理し、刻々とアップデートして表示するサイト。最新ニュースをざっと知るには便利なものだ。グーグルらしく、アグリゲート作業はすべて機械が行い、人の手が全く入っていない。 だが、グーグル・ニュースは以前から新聞社のコンテンツにただ乗りしてきたとの批判にさらされてきた。ベルギーでは数年前に新聞著作権協会から著作権の侵害と訴えられ、フェアユースを主張するグーグルとの間で係争はまだ続いている。またフランスの通信会社AFPも同様の訴えを起こし、現在は
「日本の著作物、世界から無視される恐れも」 長尾館長、Googleブック検索「対象外」に懸念:ウェブ学会シンポジウム 「世界のすべての人から、日本の著作物が無視されることになるかもしれない」――Googleブック検索和解案で、日本を含む英語圏外の国の著作物が対象外となったことについて、国立国会図書館の長尾真館長は12月7日開かれた「ウェブ学会シンポジウム」(東京大学)の基調講演で懸念を示した。 日本の一部の出版社などは、和解案が日本の書籍にも及ぶことに強く反対してきた。反対派の著作権者にとって、和解案の修正は「ハッピー」だったと長尾館長は話す。 だが「(米英などで)たいていの人がGoogleブック検索で本を調べるが、日本の書物は一切出てこない」という結果になることを懸念。Googleブック検索に参加しないなら、「日本独自で書物をきちんとスキャンし、世界にネット発信していくという努力がない限
Googleブック検索和解に反対するAmazonの訴えが棄却 AmazonはGoogleブック訴訟の和解の仮承認を撤回するよう求めていたが、裁判所はこの訴えを退けた。(ロイター) [ニューヨーク 2日 ロイター] 米連邦判事が、Googleと作家・出版社団体の書籍電子化に関する和解をめぐってAmazon.comが起こした訴えを棄却した。Amazon.comは、和解に対する裁判所の仮承認を撤回するよう求めていた。 連邦地裁のデニー・チン判事は12月1日、同裁判所は2010年2月18日に和解について「徹底的に公平性を分析する」審理を行う予定であり、Amazonはそのときに自身の言い分を主張できるとの判決を下した。 Amazonにコメントを求めたが、回答は得られなかった。同社は電子書籍の販売を手掛けている。 Googleの和解は、2005年に作家と出版社が起こした訴訟を解決するためのもの。原告ら
NHKのテレビ番組をインターネットで有料配信する「NHKオンデマンド」が始まって12月で1年。予想したほどには利用は増えず、今年度の料金収入は当初見込んだ23億円の半分にも届かない見通しだ。無料が当たり前のネット上で有料サービスを展開する難しさが、改めて浮き彫りになった。 NHKオンデマンドは、放送済みの番組をネットで見られるようにしたサービスだ。放送翌日から約10日間配信する「見逃し番組」と、過去の名作を配信する「特選ライブラリー」の2種類がある。 料金は1番組あたり105〜315円。定額で多数の番組を見るコースもある。一部の無料配信も含めると約3千本の番組が用意されている。 昨年12月1日に始まり、今年3月末まで4カ月の収入は1億円だった。今年度は当初予算で23億円の収入を見込む。だが、オンデマンド事業の責任者の日向英実・NHK専務理事は、朝日新聞の取材に「今年度の収入は予算で見
薬物事件で公判中の酒井法子被告(左)も、契約解除前はビクターの専属歌手だった。謝罪会見には三枝照夫会長(右)も出席した=9月17日、東京都千代田区の如水会館(撮影・吉澤良太) 日本ビクターとケンウッドを傘下に持つJVC・ケンウッド・ホールディングスが、ゲームソフト大手コナミへの音楽ソフト子会社「ビクターエンタテインメント」の売却交渉を打ち切ったことが28日、分かった。売却金額で折り合わず、合意に至らなかった。コナミとの交渉が不調に終わったのを受け、JVC・ケンウッドは、外部からの経営トップ招聘(しょうへい)などで経営をてこ入れし、自社の傘下に置いたまま再建を図る。 売却を検討したビクターエンタは、サザンオールスターズやSMAPなど有力アーティストが所属する音楽ソフト大手。最近は消費低迷やネット配信の拡大によるCD売り上げの減少で、赤字経営が続いている。今後、法人向けのコンテンツ(情報の内容
薬物事件で公判中の酒井法子被告(左)も、契約解除前はビクターの専属歌手だった。謝罪会見には三枝照夫会長(右)も出席した=9月17日、東京都千代田区の如水会館(撮影・吉澤良太) ■「有名」争奪戦の一方、「無名」淘汰も? 4日に明らかになったJVC・ケンウッド・ホールディングスが音楽事業部門のビクターエンタテインメントの売却を検討しているというニュースは、音楽業界に衝撃をもたらした。ビクターにはサザンオールスターズやSMAPなど人気アーティストが数多く所属しているが、売却によって彼らの去就はどうなるのか。逆に売れない歌手の運命は? 景気低迷やネット配信の拡大などでCDの売れ行きが低迷する中、業界全体が岐路に立たされている。 報道では売却先としてゲームソフト大手のコナミの名前が挙がっているが、JVC・ケンウッド・ホールディングスは「報道されたような事実はありません」とのコメントを発表した。 ビク
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