台湾Macronix International社の2011年11月売上高は、30億1100万台湾ドル(前年同月比(YOY)+77.9%、対前月比(MOM)-9.1%)とMOM減収だった。しかし、同社は同年第4四半期の売上高予想を、従来の78億~80億台湾ドルから、今回81億~83億台湾ドル(対前年同期比(QOQ)+23.8~+26.8%)に上方修正した。売上高総利益率は38~40%(従来は31~33%)、営業利益率は17~19%(同10~12%)、稼働率は90%以上(同85%)と、いずれも大幅な上方修正になっている。理由はマスクROMの好調に尽きる。上方修正後の予想達成に必要な2011年12月売上高は17億8000万~19億7000万台湾ドル(MOM-43~-34%)と、大幅超過ペースになっている。