本日4月14日から16日まで東京ビックサイトで開催されているフラットパネルディスプレイの総合展示会「Display 2010」。併催の「部品・素材EXPO」では電子部品、光学材料などの製造販売を行うソニーケミカル&インフォメーションデバイスが出展している。数ある出展技術の中からソニー製品の“高画質”を支えるトピックを紹介する。 ■高コントラストを実現する光学系材料 ソニーのデジタルフォトフレーム“TruBlackディスプレイ”や、デジカメ、ビデオカメラのモニターに採用されているのが、同社の光学系材料だ。エアギャップ部に光学弾性樹脂(SVR)をはめ込み、さらにガラスパネルに反射防止フィルムを貼付けることで、ディスプレイの高コントラストを実現することができる。 光学弾性樹脂はガラスやアクリルカバーなど素材の屈折率にあわせて開発されており、光のロスを最小限まで低減させたという。