タグ

ブックマーク / www.itmedia.co.jp (12)

  • ITmedia エンタープライズ:特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(後編) (1/5)

    特集 2003/08/08 13:00:00 更新 特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(後編) (1/5) OSからハードディスクを管理するためには、従来よりパーティションで区切るという伝統的な決まりがある。そのパーティションの壁を緩和するのが「LVM」。この特集では、導入方法を詳細に解説していこう。 VGにPVを追加してみよう 特集前編までの解説で、LV(論理ボリューム)を実際に作成して利用できるようになった。まず最初に用語の復習をしていこう。流れを把握したい人は、前編から通して読むことをすすめる。 目 次 1. VGにPVを追加してみよう 2. LVをリサイズしよう 3. システム起動時にLVを自動マウントさせるには 4. LVMの操作には2つのシーンがある 5. PV移動とVGからの取り外し方 6. スナップショットでバックアップコストを下げる 7. LVMに次ぐ「LV

  • エンタープライズ:特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(前編) (1/7)

    特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(前編) (1/7) サーバのディスク容量が減少してくると、いずれ訪れるであろう対処策を考えておく必要がある。この特集で解説する「LVM」は、固定されたパーティション概念を無くすファイルシステムの管理方法だ。 Linuxなどのサーバ運営を行っていると、管理者にはさまざまな悩みが出てくる。その中でも深刻なものの1つとして、物理的な問題であるディスク障害がある。現状の環境をそのまま継続利用したいと思っても、容量不足になってしまうと何らかの対処が急務だ。この特集では、新たなディスク管理規格「LVM」(Logical Volume Manager、論理ボリュームマネージャ)について具体的な導入手順を解説していこう。 この特集では、LVMがどのような仕組みを持ち、どのようにすれば既存環境に導入できるかを解説していく。記事上ではRed Hat Linux

  • 簡易的なLinux用仮想化プラットフォームとしてのLguest

    Linuxカーネルのメインラインツリーに取り込まれた3種類のハイパーバイザ。操作と実装という観点から見た場合に最も簡単なのがlguestであり、これから仮想化テクノロジーの動作する原理を学習したいというユーザーにお勧めだ。 これまでのところLinuxカーネルのメインラインツリーには3種類のハイパーバイザ(hypervisor)が取り込まれており、まずがカーネル2.6.20段階でのKVMで、その次に2.6.23リリースにおけるXenおよびlguestという順番になる。ここでいうハイパーバイザとは、ホストシステム上で複数のOSを実行させる技術のことである。これら3つの選択肢の中で、操作と実装という観点から見た場合に最も簡単なのがlguestであり、これから仮想化テクノロジーの動作する原理を学習したいというユーザーに適したオプションだといえるだろう。 lguestは比較的新しいソフトウェアである

    簡易的なLinux用仮想化プラットフォームとしてのLguest
    Yusuke_Yamamoto
    Yusuke_Yamamoto 2008/11/02
    約3000行のVMM Linux 2.6.27 カーネルモジュールのコード ansic: 1707 asm: 259 lguestを起動するユーザプロセス ansic: 1128
  • ITmedia : Undocumented Mac OS X 第8回 : HFS、HFS Plusの基本的概念【中編】

    HFS Plusの詳細機能 前回紹介したもの以外にもHFS Plusにはいろいろと興味深い機能や仕様がある。ここでは、そうしたものをトピックごとに説明しよう。 bless 表1にあるように、HFS Plusではスタートアップファイルという仕組みがある。これはファームウェアがいちいちカタログファイルを解釈しなくてもOSのブートローダーを簡単に呼び出せるよう便宜を図るための仕様だったのだが、実際にはこの仕組みは使われていない。では、マシンはMac OS Xのブートローダーをどうやって読み出しているのだろうか? カタログファイル ファイルやディレクトリに関する情報を管理 アロケーションファイル

    ITmedia : Undocumented Mac OS X 第8回 : HFS、HFS Plusの基本的概念【中編】
  • ITmedia : Undocumented Mac OS X 第7回 : HFS、HFS Plusの基本的概念【前編】

    第7回 HFS、HFS Plusの基的概念【前編】:Undocumented Mac OS X(1/4 ページ) Mac OS XのデフォルトファイルシステムHFS Plus。今回はその基的概念をはじめ、HFSおよびHFS Plus共通の機能を解説する。 Mac OS Xは、さまざまなファイルシステムをサポートしている。NeXT由来のUFS、旧Mac OSでメインのファイルシステムだったHFSとその拡張版HFS Plus、CD-ROMで用いられるISO9660形式や、Windowsはもちろんデジタルカメラ向けメモリカードでも用いられデファクトスタンダードとなっているFAT、さらにはWindows 2000/XPで標準的なNTFSまで扱える。 そうした中でも、Mac OS X自身をインストールできるMac OS Xネイティブのファイルシステム*といえるのが、今回と次回で紹介するHFS P

    ITmedia : Undocumented Mac OS X 第7回 : HFS、HFS Plusの基本的概念【前編】
  • ドメインの切り替え【後編】

    コンテキスト切り替え処理の大枠 この部分は、複数のドメイン(ゲストOS)を切り替える心臓部です。ドメイン切り替え処理の大部分は割り込み禁止状態で行います(リスト1のA3、A6、A8)。まず、スーパーバイザースタックの底に置かれているcurrent変数が、次に動作する仮想CPU nextを指すようにします(A4)。 このとき、もし同じ仮想CPU同士で切り替えを指定された場合は(つまり、prevとnextが同じ場合は)、当然コンテキストを切り替える必要がありません(A5)。さらに、次に動作する仮想CPUアイドルドメインのものである場合も、ここではコンテキストの切り替えを行いません(A5)。先ほど説明したように、実際の切り替え処理を遅延させます。 ドメイン同士の場合、通常はコンテキストの切り替えを行います。コンテキスト切り替えの大部分は、__context_switch関数(A7)で行います(

    ドメインの切り替え【後編】
  • ドメインの切り替え【前編】

    domain構造体とvcpu構造体 Xenは、各ドメインをdomain構造体で管理し、仮想CPUをvcpu構造体で管理します。それぞれのドメイン(domain構造体)には、複数の仮想CPU(vcpu構造体)が対応付けられています。 仮想CPUは、各CPUごとに用意されたRUNキュー(実行キュー)に登録されます。それぞれのRUNキュー上の仮想CPUの1つが、実CPUと対応付けられ、その仮想CPUを含むドメイン内のゲストOSが実行されます(図3)。 ハイパーバイザースタック Xenは、ハイパーバイザースタックを1つだけ持っています(正確には実CPUごとに1つのハイパーバイザースタックを用意しています)。Linuxカーネルが、プロセスごとにカーネルスタックを用意していたのと対照的です。これは何を意味するのでしょうか? Linux上のプロセスは、システムコールやページフォルトの途中で処理を中断し、

    ドメインの切り替え【前編】
  • ITmedia エンタープライズ:最速Firefoxをビルドしよう【後編】 (1/4)

    Firefoxのビルド方法について解説し、コンパイラやビルドオプションによるパフォーマンス向上に挑戦する企画。何度となく繰り返し目にするFirefoxチューニング術にはもううんざりという方にお勧めだ。今回は、Windows環境でのビルドと、最適化した実力を検証してみよう。 Windows環境でのビルド Windows環境でFirefoxをビルドする場合、コンパイラとしてVisual C++ .NET 2003を利用するのが最も簡単である。Windows環境では無償で入手できるコンパイラとして、 Visual C++ Toolkit 2003 Visual C++ 2005 Express Edition MinGW(GCC) などがあるが、Visual C++ Toolkit 2003では一部の必要なライブラリが不足しており、またVisual C++ 2005はまだ十分にテストが行われて

    ITmedia エンタープライズ:最速Firefoxをビルドしよう【後編】 (1/4)
  • ITmedia エンタープライズ:最速Firefoxをビルドしよう【前編】 (1/2)

    Mozilla Foundationによって公開されている公式のFirefoxバイナリは、さまざまな環境で安定して動作するようにビルドされている。言い換えれば、チューニングの余地があるということだ。稿では、Firefoxのビルド方法について解説し、コンパイラやビルドオプションによるパフォーマンス向上に挑戦する。 Firefoxのビルド Firefoxはオープンソースソフトウェアであるため、環境さえ整っていれば誰もが簡単にコンパイルできる。実際、ユーザーの手によってビルドされた「野良ビルド」などと呼ばれるバイナリがネット上で数多く公開されている*。Mozilla Foundationによって公開されている公式バイナリは、さまざまな環境で安定して動作するよう「消極的」なコンパイルオプションが指定されているが、このような「野良ビルド」の多くはコンパイラによる最適化、特にPentium 4やAt

    ITmedia エンタープライズ:最速Firefoxをビルドしよう【前編】 (1/2)
  • Xenの内部設計(後編)

    事象の扱い ハードウェアで発生した事象をOSに通知する手段として、割り込みや例外が利用されます。たとえばLinuxでは、プログラムエラーの検出のために例外を利用するだけでなく、デマンドページング実現のためにページフォルト例外を積極的に利用するといった使い方をしています*。 Xen上で動作するゲストOSもこれらの割り込みや例外を利用できます。実ハードウェアを操作するOSは、これらの割り込みや例外をOSが直接受け取り、処理を行います。一方Xenを用いた仮想環境では、割り込みや例外は、まずXenが受け取り、そのあとで各ドメインに配送されます。また、ドメイン0とやり取りするために、Xen自体が割り込みやI/O要求を生成しドメインに配送することがあります。 実割り込み 実割り込みは、実デバイスからの割り込みです。Xen 3.0の実装では、実割り込みにはXenそのものが受け取る割り込みと、ドメイン0に

    Xenの内部設計(後編)
  • Xenの内部設計(前編)

    連載第1回の内容は以下のように掲載される予定です。 Xenのモデルと構造 記事:Xenの内部設計(前篇) Xenの内部設計(後編) Xenが仮想マシン環境を実現するために行っていることの全体を眺めてみましょう。一つ一つの機能については、今後の連載で詳細に説明していきます。今回は、Xenがどのような設計になっているか、全体をイメージできれば十分だと思います。 空間レイアウト Xenの環境では、それぞれのドメインに1つの仮想空間を割り当てています*(多重仮想空間)。x86(IA-32)用Xenでは、仮想空間の上位アドレスの64MバイトはXenが予約しており、ゲストOSが利用できるのは、残りの4Gバイトから64Mバイトを除いた空間です。Xen体は仮想空間の最上位アドレスに存在し、ゲストOS空間の最上位アドレスには、ゲストOS依存のデータを配置します。物理アドレスとマシンアドレスの対応表もこの

    Xenの内部設計(前編)
  • Xenのモデルと構造

    複数の仮想マシン環境を作り上げ制御するために、仮想マシンモニタであるXenが具体的に何をやっているのか、興味がある方に向け、Xenの設計思想と実装について連載で解説していく。 「仮想マシンとは何か?」で、わたしは「Xenは仮想マシンモニタである」と断言しました。複数の仮想マシン環境を作り上げ制御するために、仮想マシンモニタであるXenが具体的に何をやっているのか、興味を持たれた方も多いと思います。今回からは、そのXenの設計思想と実装について解説していきます。 Xenはどんな動きをしているのだろう? 現在読者の皆さんは、「Xenは仮想マシンモニタであり、複数のOSを制御するプログラムだ」という漠然としたイメージを持たれていると思います。このイメージを、もう少し、ハッキリと感じられるようにしたいと思います。 そのためにはまず、この仮想マシンモニタというプログラムと、普通のOSとを比較してみま

    Xenのモデルと構造
  • 1