政府は、マイナンバーカードに掲載が義務づけられている顔写真について、顔つきの変化が早い乳幼児は不要とする方向で検討を進めています。 これは、21日にデジタル庁が自民党のデジタル関係の会合で説明しました。 さらに、写真は不要とする年齢を何歳までとするのかについても検討を進めていくということです。 政府はこうした見直しに必要な法案を、来年の通常国会に提出する方針です。 一方、マイナンバーカードの申請や交付の際に、窓口で行う本人確認については、申請者が寝たきりの高齢者などの場合は、高齢者施設の施設長やケアマネージャーらが代理で手続きができるように緩和する方向で検討を進めています。 マイナンバーカードをめぐっては、政府は健康保険証を2年後に廃止し、一体化する方針を打ち出していて、カードの申請をしやすくすることで、さらなる普及を図ることにしています。