生き物にとって、感覚器官はとっても大事です。 敵が近くにいないか。危ないものはないか。食べ物がどこにあるか。自分は空腹なのか。どこか怪我していないか。 これらは全て感覚器官があって初めて把握できるものです。 ご先祖様今からおよそ40億年前、海の中で誕生したとき、生命はまだ3つの機能しか持っていませんでした。 ・細胞という形状を持っていること ・何かをエネルギーに変換できること ・ゲノムを持っていて自己複製ができること シンプル この原始生命体は、単細胞で核すら持たない非常にシンプルな身体だったと考えられています。 彼らにとって、世界は真っ暗。というか、明るい暗いという概念すらありません。 そして、世界は無音。近くで気泡が弾けようが、噴火が起ころうが、静かなもんです。 さらに、無味無臭。海水がしょっぱくても苦くても関係ありません。 もちろん、泳いで移動なんてしないし、岩に挟まれても痛くないし