秋田市のデリバリーヘルス(派遣型風俗店)経営、吉田達夫さん=当時(32)=を殺害した嘱託殺人罪で、別のデリヘル元従業員の女に懲役2年4月(求刑懲役5年)を言い渡した秋田地裁の判決。客と風俗嬢として出会った2人の間には、複雑で屈折した信頼関係のようなものが築かれていった。◇ デリヘル従業員だった柳田葵被告(29)=同市川尻大川町=は昨年4月ごろ、客としてデリヘルを利用した別のデリヘルの経営者の吉田さんと知り合い、週に1、2回は吉田さん宅を訪れたり、ほぼ毎日、頻繁に無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取りするなど交際。柳田被告は吉田さんに好意を抱いていた。2人とも睡眠薬などの過剰摂取を続け、薬物に依存する生活を送っていた。 柳田被告は境界性パーソナリティー障害を有していて、以前から自殺願望を抱き、自傷行為を繰り返していた。吉田さんと知り合ってからも4月ごろと6月ごろに睡眠薬などを多量に飲
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