アメリカのIT企業ヤフーが4年前に受けたサイバー攻撃で盗まれた利用者の個人情報は、当初公表していた10億件を大きく上回り、すべての利用者の30億件に上ることがわかりました。 それによりますと、ヤフーが2013年8月に受けたサイバー攻撃で盗まれた個人情報は、当時のすべての利用者に当たる30億件に上り、去年12月の段階でヤフーが公表していた10億件の3倍に当たります。アメリカのメディアは「過去最大規模の情報流出」と一斉に伝えています。 盗まれた情報は、ヤフーのメールなどを利用し、アカウントを持つ人の名前や生年月日、メールアドレスなどで、パスワードのほか、クレジットカードや銀行口座の番号は盗まれていないということです。 ヤフーは個人情報が盗まれたことが新たにわかった利用者に対して、メールで連絡するとしています。 当初公表していた数字を大幅に上回る情報の流出は、ベライゾンによる買収後、新しい情報が