東武鉄道と東武スカイツリーは10月16日、2012年春に東京都墨田区で開業予定の「東京スカイツリー」の高さを、当初予定の約610メートルから約24メートル伸ばし、634メートルにすると発表した。富士山をベースに「粋」と「雅」(みやび)を表現したというライトアップも、日替わりで行う。 東京スカイツリーは、テレビ地上波の完全デジタル化に伴い、首都圏の地上デジタル放送波を送出する役割を担う新タワー。現在は174メートルまで建設されており、今年中に200メートルを越える予定だ。 中国に約610メートルの電波塔が建つという情報を受け、それより高くしようと構想。東京都・埼玉県・神奈川県の一部を含む武蔵の国の「むさし」とかけた日本人に覚えやすい数字として、634メートルに決めた。 「いっときでも世界一高い自立電波塔になることで世界から注目される。下町文化や日本の技術を世界に発信してきたい」と、東武タワー
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