2020年の東京オリンピック・パラリンピックにむけて、ようやく大会の行方を左右しそうな大きな 二つの動きがありました。 大会開催まで丸6年、プレ大会の開催を考えると準備期間は事実上5年しかありません。早くも準備の遅れがささやかれる中で、2020年の大会後も、未来への遺産、最大のレガシーになるかもしれないこの二つの動きについて今夜は考えます。 二つの動きというのは、まず一つ目は、大会の開催計画の全面的な見直しが、IOC国際オリンピック委員会の調整委員会に了承されたこと。 そしてもう一つは、2020年の組織委員会と、全国552の大学との間で、大学連携協定の締結式が行われたことです。「大学連携協定」・・なんじゃそれはと思われるかもしれませんが、日本のスポーツを劇的に変えるかもしれない凄い可能性を持ったプロジェクトと言えます。 さてまず、開催計画の見直しですが、これを了承したのは、IOC
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