印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力福島第一原発事故によって放出された放射性ヨウ素について、文部科学省は21日、周辺の土壌の汚染マップを初めて公表した。放射性セシウムの汚染では、原発から北西に放射線量の高い地域が広がることが分かっていたが、改めて同じ傾向を示した。 調査は6月から約1カ月間、福島第一原発から100キロ圏内の約2200カ所の土壌を採取し、日本分析センターや東京大などが分析した。ヨウ素は量が半分になる半減期が8日と短い。3カ月たつと約2千分の1に減る計算で、検出できたのは約400カ所だった。 最も濃度が高かったのは20キロ圏内の福島県富岡町の地点で1平方メートルあたり5万5千ベクレルだった。30キロを超えて北西方向に高い地点が広がった。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンクセシウム汚染土壌マップ発表 文科省、原発百キロ圏内(8/29)航空機計測