熊本県と熊本市は23日、県内の新型コロナウイルス感染者3人について、新たに判明した情報を公表した。県は感染者が福岡-熊本間の移動に利用したバスを特定。市は感染者と接触した6人が熊本市で16日に開催された熊本城マラソンに出走していたことを明らかにした。 市は22日の会見で、20代女性看護師が発症前の16日に接触した同僚11人について「6人と熊本城の二の丸広場でマラソンを応援」「別の5人と外食」と説明していたが、内容を訂正。正しくはマラソン応援の接触者は8人、外食の接触者は10人だったという。 同僚11人のうち6人が、20代女性が運転する車に同乗した後、フルマラソンに出場していたことも新たに判明。別の2人は市内で昼食も共にしていた。市は女性の接触者のうち、22日に5人、23日に2人のウイルス検査を行い、いずれも陰性と確認している。 感染2例目の50代男性の接触者について、市はこれまで4人を把握