たまたま東京人権啓発企業連絡会のサイト「ひろげよう人権」を開いたらびっくりした。トピックスのところに越川禮子氏による「~江戸しぐさに学ぶ~『あなたが傘をかしげるとき』」なる文章が寄稿されていたからだ。さらにさらに検索を進めていくと「第29回 同和問題に取り組む全国企業連絡会全国集会」で部落解放同盟中央本部中央執行委員長挨拶のあとに(ここ重要)越川禮子氏と桐山勝氏を招いて江戸しぐさの講演をやっちゃっている。 この江戸しぐさ、後世の創作ではないかという疑いがきわめて強い上に主張している内容も保守的な価値観を反映したもので、どう考えても人権啓発を謳う団体が推せるものでもないのだ。例えば「逆らいしぐさ」。これはかいつまんで言えば年長者の言うことには何が何でも逆らわないというものだが、「刷り込みチェックシート」の中で「長いものに巻かれる自分を生活の中で感じることがある。」や「人と接するときに、肩書き