評論家(?)の宇佐美典也氏が、「財務省の文書改変問題について思うところなど( http://blogos.com/article/283817/ )という、これまた非常に中々な論考を書かれ、これまた恐らくは同好の士と思われる方々から、支持を受けておられます。 氏の御見解は御見解で何を言うのも自由ではあります。しかしながら、この論考は、複数の法律的事実誤認に基づいているうえ、マスコミ、特に朝日は常に間違っているという「朝日・マスコミ常謬神話」と、行政・政府は常に誤らないという「政府・行政無謬神話」に基づいたものであり、端的に言って「論考」というよりこれ自体「神話」とでもいうべきものかと思います。 「神話」部分はともかくとして、法律的事実誤認を放置しておくのも性に合いませんので、長くなりますがそれぞれについて、指摘させていただきたいと思います。 まずもって氏が掲げている、 「①近畿財務局の森友