以下は、コンテクチュアズ友の会会報『しそちず!』第4号、送り状用に書いた挨拶です。社員の独断により送付されませんでしたので、ここで公開します。 ■ 編集長からのご挨拶 ■ 東日本大震災の被災者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。 会員の方にも被災地在住の方々がいらっしゃいます。 復興の辛苦のなか、もし本会報が少しでもみなさまの苦しみを和らげるものになっているならば、それに越した喜びはありません。 少しでも楽しんでいただければと存じます……。 ■ ……というわけで、なんともかんとも、たいへんな災厄が起きてしまいました。 東北および北関東地方の惨状とは比較になりませんが、首都圏でも放射能汚染の恐怖、計画停電による不安はまだまだ続き、かつての日常が復活するには長い時間がかかりそうです。この震災は日本社会のあらゆる場所に深い傷跡を残し、言論もむろん例外ではないでしょう。ゼロ年代の思想が云々とかも