切れ味鋭いジョークの応酬[映画.com ニュース] 「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のドキュメンタリー作家、マイケル・ムーア監督の最新作「キャピタリズム/マネーは踊る」のジャパンプレミアが11月30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ムーア監督が舞台挨拶に立った。 監督デビュー作「ロジャー&ミー」(89)から一貫して、“アポなし突撃取材”という大胆な手法でアメリカの社会問題を撮り続けてきたムーア監督が、今回取り上げるテーマは「お金」。現在の世界恐慌の発端となったアメリカ資本主義=キャピタリズムの問題をあぶりだしていく。 この日のイベントには、鳩山由紀夫首相とバラック・オバマ米大統領に扮したザ・ニュースペーパーの2人が応援にかけつけた。ムーア監督は、オバマ大統領を見るなり腰を90度曲げて深々と頭を下げ、アメリカで波紋を呼んだ天皇皇后両陛下へのお辞儀を揶揄してみせ
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