経済産業省と観光庁は3日、休暇取得の分散化に関するインターネット調査をまとめた。 それによると、分散化のメリットについて「メリットは特にない」が68%と最も多く、次いで「混雑が緩和され、旅行がしやすくなる」(14%)、「旅行費用が安くなり、旅行がしやすくなる」(7%)が続いた。 一方、デメリットは「休日の異なる地域に住む家族や友人に会えなくなる」(27%)、「休日の異なる取引先との連絡が難しくなり、企業の経済活動に支障が生じる」(24%)、「仕事が休めなくなる」(20%)となり、「デメリットはない」はわずか4%にとどまった。 休日が実施された場合に何をするかの設問に対しては「仕事をする」が27%と最も多く、「家でゆっくり過ごす」(24%)を上回った。 調査は6月22〜7月12日まで両省庁が運営する意見募集サイトで行った。登録者数は3278人。