東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1020/値下がり573と、日経平均は4桁の下落となったものの、値上がり銘柄が圧倒的に多かった。米国で住宅株が買われたことを手がかりに、米住宅販売に強みを持つ住友林業が大幅上昇。米長期金利の低下を好感して、三井不動産や住友不動産など不動産株が軒並み高となった。住宅関連が人気化する中、決算が好感されたタマホームが急騰。内需グロース株の再評価機運が高まり、Vチューバー関連のカバーやANYCOLORが買いを集めた。1Q決算を材料にベイカレントがストップ高まで買い進まれた。 一方、ディスコが8.8%安、東京エレクトロンが6.2%安、アドバンテストが5.6%安と半導体株が軒並み大幅安。ナスダック安や傘下アームの大幅安を嫌気してソフトバンクGが4.4%安と大きく下げた。米長期金利が大きく低下したことから、三菱UFJ、三井住友、東京海上、第一生命など金融株が軟調。円高進