勝つためのスポーツ脳/米山公啓 ¥1,575 Amazon.co.jp 脳科学の本で、一部スポーツを引き合いに出して 話を進めていくものはたまに見かけるけど、 終始スポーツに特化して脳を語っている本はあまりないと思う。 1年ぐらい前に読んだ「脳を鍛えるには運動しかない! 」は 僕が知り得る限り、この条件に該当する数少ない書籍だと思うけど、 もしかしたらそれ以来かも。 運動をすることにより脳内のプログラムが組み換えられ、 脳が活性化する、というくだりは「脳を鍛えるには~」での主張と よく似ていて、なんとなくこの本に対する親近感(?)のようなものが持てた。 一方で、「脳を鍛えることが運動能力のアップにもつながる」という 逆も真なりとも言える記述もあり、興味深かった。 上記以外に印象に残った点は以下3つ。 1.集中力が切れる要因は、 ・他人や他のことに意識が向いたとき ・過去や未来に意識が向いた