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ブックマーク / umekonikki.exblog.jp (2)

  • ものすごくうるさくて、ありえないほど近い | 梅子の日記

    ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ジョナサン・サフラン・フォア著 近藤隆文訳 オスカー・シェル、9歳。アマチュアの発明家にして宝飾デザイナーで宇宙物理学者でタンバリン奏者で平和主義者。ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを歩いて探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパが持っていたものだった・・・・・・。数々の写真、手書き文字、溢れ、重ねられ、消される言葉たち・・・・・・。ヴィジュアル・ライティングの手法を使いながら、ヒロシマ、ドレスデン、そして911と、歴史の悲劇に対峙してきた3世代の物語が編まれていく。 2012年に監督スティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』『愛を読むひと』)、主演トム・ハンクス、サンドラ・ブロックで映画化 。 断片的に綴られる物語。それぞれの物語が、徐々に明らかになります。そして確信的

    ものすごくうるさくて、ありえないほど近い | 梅子の日記
    a246ra
    a246ra 2011/08/26
     「斬新な手法で、ドレスデン、広島、9.11と力ずくで奪われた多くの命と残された者たちの傷を表現し新鮮さを感じると共に、多くの事を考えさせられる内容でもありました」
  • 白の闇 | 梅子の日記

    白の闇 ジョゼ・サラマーゴ著 雨沢泰訳 原因不明の視界が真っ白になる病気が、伝染病のように広がっていきます。政府の政策により、患者は隔離されます。そこでは、人間の性がむき出しとなり・・・。 1の長いロープのような文章に、ミルクの様な白い世界は広がります。読んでいる私も、目の前に浮かぶ情景が白濁しているように感じます。以前に映画化されたようですが、観ていません。ある日突然眼が見えなくなるショックと、見えないもどかしさ。伝染が拡大し、社会は混乱し、町は無法地帯になります。生きようともがく人、絶望から立ち直れない人、それでも協力し合い助け合う人。料は?水は?自分たちの眼は治るのか?社会は正常な機能を取り戻せる日が来るのか?出口が見えない白い闇。 多くの事を考えさせられる内容であると共に、読みだすと止まらない面白さがありました。視界が奪われ、両手両足のとどく範囲が世界のすべてになってしまった

    白の闇 | 梅子の日記
    a246ra
    a246ra 2010/12/27
     「多くの事を考えさせられる内容であると共に、読みだすと止まらない面白さがありました」
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