4月23日、日本電信電話を始めとするNTTグループ4社が、海賊版サイトへのブロッキングの実施を発表したことが話題となっています。 この発表に賛否両論が渦巻く中、4月27日に開催されたNTTドコモの決算会見では、たとえ海賊版サイトが閉鎖されたとしてもブロッキングは実施するという、ドコモの強気な姿勢が明らかになりました。 なお、この問題では出版社が当事者となっているため筆者の立場を明らかにしておくと、フリーランスとして寄稿している外部のライターであり、出版社を代表するものではありません。 3サイト閉鎖でも「復活の恐れがある」 最初の論点は、政府が名指しした3サイトは事実上閉鎖したのではないか、という点です。「漫画村」と「Anitube」はすでにつながらなくなっており、「MioMio」も動画を再生できなくなっているなど、ブロッキングを実施しても意味がない可能性があります。 この点についてNTTド