沖縄県は17日、新型コロナウイルスワクチンに関する県民意識調査の結果を発表した。ワクチンを1回も接種していない理由では「未知のワクチンだから」が73%で最も多く、「どうすれば接種を希望するか」との質問には「希望しない」が47%を占めた。県は「情報提供の在り方を工夫したい」と話している。
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陸上自衛隊の駐屯地は旧日本陸軍の跡地を居抜きで使っている例が多い。東部方面総監部のある東京都の朝霞駐屯地はかつて振武台と呼ばれ、陸軍予科士官学校があった。敷地内には展示館の「陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)」が開設されているが、旧軍関係の展示品は一切なく、別の施設である振武台記念館に乃木希典大将の掛け軸や昭和の軍礼服などが展示されている。 第15旅団が配備されている那覇駐屯地は、沖縄が本土復帰した1972年に開設された旧軍とは無縁の施設である。筆者も訪れたことがある広報資料館「鎮守の館」には沖縄戦を指揮した第32軍の牛島満司令官の軍服や沖縄戦のジオラマがある一方、自衛隊による災害派遣や急患輸送のパネルなども展示され、旧軍と自衛隊が渾然(こんぜん)一体となっている。ナレーションで旧軍を「わが軍」と呼ぶのは不適切であり、違和感しかなかった。 太平洋戦争で地上戦が行われ、4人に1人の県民
3日午前に発生した台湾付近を震源とする地震で津波警報が発表された沖縄本島地方と宮古島・八重山地方。沖縄への津波警報発表は2011年の東日本大震災以来で、多くの人が高台へと避難した。沖縄県警には、地震と津波警報に関連する110番通報が3日正午までに42件あり、その大半が「渋滞で車が動かせない」といった交通渋滞に関する内容だった。各地で避難する車による渋滞が発生して身動きが取れなくなるなど、車社会の沖縄が抱える防災の課題が露呈した。 ■1時間近く車両通れず 宮古島では、宮古島市平良下里の市街地にある海抜41メートルの「カママ嶺公園」に、地震発生直後の3日午前9時ごろから、千人を超えるとみられる多くの住民が避難した。公園の駐車場は満車。隣接する片側1車線の道路には、避難者が路上駐車せざるを得ない状況になり、1時間近く車両が通行できなくなった。公園の自販機は水やお茶類が売り切れた。 家族と一緒に車
現在の在日米軍司令官は、在日米空軍司令官、第5空軍司令官という三つ司令官ポストを兼務する空軍中将がその職に就いている。階級こそ沖縄の四軍調整官である海兵隊中将と変わりないが、統合指揮をする権限を持たず、平時において日本側と調整する役割の行政官に近い。 日本側が3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を新設すれば、相手方が行政担当の司令官のままでは連携ができない。階級は中将のままで統合指揮ができる上位者に格上げするか、韓国軍に対する統合指揮権も持つ在韓米軍司令官のように大将とするか、いずれにしても見直しが求められていた。 国賓待遇で訪米する岸田文雄首相とバイデン大統領との間で日米の指揮統制の見直しについて協議が行われる。注目されるのはその中身である。一昨年12月、岸田政権は安保関連3文書を改定して「反撃(敵基地攻撃)能力の保有」を決めた。自衛隊に「防衛」だけでなく「攻撃」の役割も担わせようと
各知事の経歴は、総務省などの官僚や国会議員が目立ち、市長や都道府県職員だった人もいる。政治・行政の経験豊かなプロが都道府県のかじ取り役を担っていると言っていいだろう。今回のアンケートでは沖縄県を除く46都道府県の知事が調査対象となり、うち21人が沖縄の基地負担について「軽減すべき」と答えた。だが、大きな負担と考えられる辺野古移設計画について43人が適否の態度を示さなかったのを見ると、NHKの人気朝ドラマ「虎に翼」の寅子のように「はて?」とつぶやきたくなる。 その疑問は、自らの自治体に米軍基地を「受け入れる意思がある」と答えた知事がゼロだったことから氷解する。つまり、多くの知事たちは沖縄の過大な基地負担に同情はするけれど、代わりに基地を受け入れるのは御免だというのだ。例えて言えば、ごみミ処理場は必要だし、近隣に住む人はお気の毒だけど、うちの近所への移設は反対するということだろう。 沖縄で何度
10日に密漁で摘発された2人がメンバーとなっていた非公開のフェイスブックグループで、米軍関係者らが地元の漁師らのパトロール地点を共有していることが分かった。密漁を指南するような投稿もある。米海兵隊員や米軍属とみられるアカウントが多く、登録者数は12日時点で1600人を超えていた。(北部報道部・西倉悟朗) 非公開グループは「Spearfishing Okinawa」。「Spearfishing」はシュノーケリングなどで水中銃や銛(もり)を使い魚類を捕らえる行為で、グループは2015年に作成されたとみられる。 国頭村安田や名護市天仁屋、本部町瀬底の海岸は「海保や地元民が密漁を頻繁に監視している」、恩納村のホテル「ルネッサンスリゾートオキナワ」付近は「以前に逮捕者が出た場所」などとして地図に落とし込まれている。県内全域の「密漁がしづらい」海岸をまとめている。 地図の投稿には「地元の漁協がパトロー
予算削減でクーラーの稼働条件が厳しくなり、暑さが原因で意識を失って倒れる生徒もいる-。ある県立高校で生徒会長を務めた男子生徒が今月中旬、自身のSNSで悲痛な思いを発信し、県内の同世代に学校の空調環境に関するアンケートを呼びかけた。一体どういうことなのか。高校生のSOSを受け止め、背景を取材した。(社会部・松田駿太) アンケートには県内高校生から961件の回答(28日現在)があり、「体育の後は熱中症になりかけて体調が悪くなる」「汗で下着が透けて非常に不愉快」など、切実な思いが寄せられている。 県教育委員会が2016年に県立学校へ通知したクーラーの稼働方針は(1)室温27度以下では原則運転しない(2)光熱水費の予算が超過しないよう教職員・生徒一体となって節減すること-と定める。 以降、内容は変更されておらず、稼働条件が直接厳しくなったわけではない。 アンケートを企画した男子高校生は「教室にはマ
在沖米陸軍が3月31日に那覇港湾施設(那覇軍港)で基地警備訓練中、基地フェンスの外で写真撮影していた琉球新報社の写真記者に、兵士1人が銃口を向ける場面があったと同社が報じた件で、米側は1日、「武器は記者を指していない」と報道内容を否定した。沖縄防衛局の照会に答えた。 防衛局によると、米側は望遠レンズで撮影した同記者と兵士は「250メートル離れていた」と説明。「銃を持ち体を左右に回転させる標準的な警備をしていた」とした。「写真で、当該兵士は照準器をのぞいていない。つまり、狙っているわけではなく、訓練で警備するべきエリアを確認していた」とした。弾薬は入っていなかったという。 さらに「250メートル先からズームレンズで撮った者からすれば、武器がその方向を指していたように見えたかもしれない」と推察。「武器は記者を指していない。記者に武器が向けられていた場合、武器の側面が見えることはない」とした。
1993年那覇市生まれ。2016年沖縄タイムス社入社、政経部や社会部を経て2020年4月からデジタル部。 きょうは5月8日、語呂合わせで「ゴーヤーの日」だ。いまや全国区となった沖縄の食材「ゴーヤー(にがうり)」。沖縄県民は「ゴーヤー」と呼ぶのが一般的だが、全国展開するコンビニや居酒屋では「ゴーヤ」と表記する店もある。全国ニュースでも「ゴーヤ」と呼ばれているのをよく耳にする。沖縄で生まれ育った筆者は語尾を伸ばさないのが気になって仕方がない。「ゴーヤー」と「ゴーヤ」どっちが正しいのだろうか。(デジタル部・比嘉桃乃) 検索数は「ゴーヤ」が上位 「ゴーヤ」の呼び方は一体どんな人たちが使っているんだろう。 Googleトレンドで調べてみた。過去5年分の検索結果では、「ゴーヤー」よりも「ゴーヤ」のほうが圧倒的に検索数が多い。「ゴーヤー」呼びが当たり前の環境で育ってきた筆者としては意外な結果だ。しかも、
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