防衛省は、西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が広がり続けるなか、迅速に情報を収集し今後の対応に役立てるため、ドイツにあるアメリカ軍の「アフリカ軍司令部」に連絡要員として自衛隊員を派遣する方向で検討を進めています。 エボラ出血熱の感染拡大の防止が、国際社会にとって喫緊の課題となっていることを踏まえ、政府は、4000万ドル相当の支援のほか、国立感染症研究所に所属する感染症の専門家2人を西アフリカのシエラレオネに派遣することにしています。 こうしたなか、防衛省は、迅速に現地の情報を収集し新たな支援策など今後の対応に役立てるため、ドイツにあるアメリカ軍の「アフリカ軍司令部」に連絡要員として自衛隊員を派遣する方向で検討を進めています。 「アフリカ軍司令部」はアフリカでのアメリカ軍の活動を指揮していて、自衛隊の連絡要員は、西アフリカでの感染状況のほか、現地で治療施設の整備などを行っているアメリカ軍の