Transpecという、RSpecの古い記法で書かれたspecを、最新の記法に自動で書き換えるツールを作った。 最初のバージョン0.0.1をリリースしたのが2013年8月9日なので、すでに一年前になる。 先日のRSpec 3の正式リリースからもしばらく経って一段落したところだし、 この辺で一旦振り返って、 開発中のその時々で何を考えていたのか、忘れてしまう前に長々と残しておくことにする。 きっかけ そもそもTranspecを作り始めたきっかけは、 should記法を使っていた自分のプロジェクトのspecをexpect記法に書き換えようとしたところから。 これは2013年の7月下旬の話で、まだRSpec 2.99/3.0のベータ版も出ていない頃。 正直なところexpect記法が導入された当初は違和感があったし、 更にはThe Plan for RSpec 3も発表され、 「このままRSpec
自社で構築した数エクサバイトのストレージシステム、 Magic Pocketを発表 して以来、多くの好意的なフィードバックをいただいています。この発表に続きまして、舞台裏からシステムの興味深い側面を見ていただくことができる技術ブログシリーズを投稿していこうと思います。保護の仕組み、運用ツール、ハードウェアとソフトウェアの境界線上の革新などです。しかし、まず、背景を説明する必要があるでしょう。本稿では、Magic Pocketのアーキテクチャ概略と設計で使われた基準についてお話しします。 紹介の投稿 で説明しましたように、Dropboxには、ファイルの内容と、ファイルやユーザについてのメタデータという2種類のデータが保存されます。Magic Pocketは、ファイルの内容を保存するのに使われるシステムです。保存するファイルは、ブロックに分割されて耐久性のためにレプリケーションされ、複数の地域
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く