私の手に余る質問でしたのでfacebookで呼びかけたところ、神戸大学の森井先生が回答くださいました。暗号学の専門家ならpublic key/private keyと書くところだが、応用系の論文であればsecret keyと書く場合もあるだろうとのことです。以下は、森井先生のコメントの引用です。読者限定の会話でしたので引用の許可はいただいています。 (追記) Twitterにて、暗号の専門家にもsecret keyを用いる用例はある(多い)というご指摘をいたただきました。その判断は私にはできませんが、いずれにせよ、公開鍵暗号のprivate keyをsecret keyと書くケースはそれなりにあるということのようです。 -- アカデミック(今、流行り?の学術的)には、public key/private keyです。何の注釈もなくsecret keyと書くと共通鍵暗号の共通鍵をイメージしま
![ネット上に大学や情報処理学会が発表している資料で公開鍵暗号の説明に公開鍵(public key)/秘密鍵(secret key)としているものがありますが、公開鍵暗号のprivate keyのことをsecret keyとも呼ぶのは日本以外でも一般的なのでしょうか?秘密鍵配送問題の説明で秘密鍵(secret key)で署名などとしてある資料もあり、初学者の混乱の原因になっているような気がします。 - ockeghem page](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3db692a83a2bcbb95610ca7b7b751b80a4a11b74/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstorage.googleapis.com%2Fpageful%2Fpost%2Fanswer%2Fthumbnail%2FBfpA4qDzZdGXg85HY329b6QntuaKcJ.png)