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ブックマーク / melborne.github.io (12)

  • Procを制する者がRubyを制す(嘘)

    RubyのProcの説明は巷に溢れているから今更感があるけどここ数回Procを使ったネタを書いていたらProcがかわいくなっちゃってもっとみんなにもProcのこと知ってもらいたいという欲求が生まれてきたからProcについての基的なことを僕なりのやり方でここに書くよ。長いよ。 Rubyの関数(メソッド) Rubyにおいて関数(メソッド)はファーストクラス(オブジェクト)ではありません。つまり文字列や数字や配列などの他のオブジェクトとは異なって、Rubyではそれを直接変数に代入したり、他の関数に渡したりすることはできません。 def square(n) n * n end sq = square # squareメソッドを変数sqに代入してみる # ~> -:1:in `square': wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)

    Procを制する者がRubyを制す(嘘)
  • Rubyのメソッド引数は奥が深い

    Rubyのメソッド引数は、デフォルト値がセットできたり、可変長引数にできたり、キーワード引数を渡せたり、多彩なわけですが。今日、tcoというターミナル出力に色を付けるライブラリのソースを眺めていたら、面白い引数の使い方に出会って。ちょっとこれ問題にしてみようかと。もしかしたら常識かもしれません。 ─ 問題1 ─ 配列を取り最初の3つの要素だけを返すメソッドfirst_threeを定義しなさい。具体的には、以下の挙動になる。 first_three 1 # => [1, nil, nil] first_three [1] # => [1, nil, nil] first_three [1, 2] # => [1, 2, nil] first_three [1, 2, 3, 4, 5] # => [1, 2, 3]

    Rubyのメソッド引数は奥が深い
    a2ikm
    a2ikm 2014/04/05
  • Rubyでオブジェクトの特徴的なメソッドを知りたい

    オブジェクトがどんな挙動をするのか、つまりそのオブジェクトの特徴的なメソッド群をさっと知りたいとします。そんなとき自分はObject#methodsを呼びます。 irb> [1,2,3].methods => [:inspect, :to_s, :to_a, :to_ary, :frozen?, :==, :eql?, :hash, :[], :[]=, :at, :fetch, :first, :last, :concat, :<<, :push, :pop, :shift, :unshift, :insert, :each, :each_index, :reverse_each, :length, :size, :empty?, :find_index, :index, :rindex, :join, :reverse, :reverse!, :rotate, :rotate!, :s

    a2ikm
    a2ikm 2013/09/26
  • ええ、ハッキリ言います。私はRubyのArray#unshiftが嫌いです。

    numbers = [3, 4, 5] numbers.push(6, 7, 8) # => [3, 4, 5, 6, 7, 8] numbers << 9 numbers # => [3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]

    a2ikm
    a2ikm 2013/09/03
    アンスコ不要だったけど、なぜ使ったんだろう。 `class Array; def >>(array); array.unshift(*self); end; end` // unshiftが嫌ならスライスを使えばいいじゃない `a[0,0] = [-3, -2, -1]`
  • irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで

    (追記:2012-12-13) 記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、文体の変更、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍「irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 関連記事: 電子書籍「irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで」EPUB版をGumroad

  • RubyでASCII文字変換表にアクセスするとき、あなたはどうしてますか?

    ─ 問題 ─ ASCII文字群を格納した配列Aと、各ASCII文字に対応した上下反転文字群を格納した配列Bがある。 # encoding: UTF-8 A = ["A", "B", "C", "D", "E", "F", "G", "H", "I", "J", "K", "L", "M", "N", "O", "P", "Q", "R", "S", "T", "U", "V", "W", "X", "Y", "Z", "a", "b", "c", "d", "e", "f", "g", "h", "i", "j", "k", "l", "m", "n", "o", "p", "q", "r", "s", "t", "u", "v", "w", "x", "y", "z", "0", "1", "2", "3", "4", "5", "6", "7", "8", "9", ".", ",",

  • 知って得する!55のRubyのトリビアな記法

    Rubyはたのしい言語です。Rubyを触っているとマニュアルにも書いていない「小さな発見」に遭遇することがよくあります。このような「発見」は、プログラムの質や効率の改善には直結しないかもしれません。いや、むしろチームプログラミングでは妨げになる可能性すらあります。しかしその一方で、言語自体が自分の知らない領域を持ち続けていることが、その対象に対する興味を失わせないための大きな要因である、というのもまた疑いのない事実なのです。つまり「発見」はたのしさに直結しているのです。 このブログにおいて「知って得するRubyのトリビアな記法」というタイトルで、今まで3回記事を書きました。 “知って得する21のRubyのトリビアな記法” “第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” “第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” これらのトリビアには、ネット検索で見つけたもの、Twitt

  • Rubyのcaseを〇〇(言語名)のswitch文だと思っている人たちにぼくから一言ガツンと申し上げたい

    Rubyのcase」を一瞥し「あー要は〇〇(言語名)のswitchね」などと早合点し、その後もその真の価値を知ることなく一生を終えるプログラマが近年跡を絶たない。加えて、「今更条件分岐?RubyはOOPなんだからポリモフィズムじゃね?」とか「HashにProc突っ込んでcallするのがオレ流。」とかうそぶく人たちもまた増加の一途を辿っている。 そんな世の中にあって、ぼくは一言、できればガツンと一言申し上げたい。生まれも育ちもRubyなぼくから、是非ともそんな人たちに「Rubyのcase」について一言申し上げておきたい。 ─ 問題1 ─ 名前name、レベルlevel、ポイントpointの各属性を持った複数のCharacterオブジェクトcharlie, liz, benがある。 class Character < Struct.new(:name, :level, :point) def

    a2ikm
    a2ikm 2013/02/25
    rubyのswitch文、クラスでもひっかけたりできるので凄く便利
  • Ruby標準添付ライブラリcsvのCSV.tableメソッドが最強な件について

    ─ 問題1 ─ data.csvファイルには、5人のプレイヤー(Alice, Bob, Jimmy, Kent, Ross)が二種類のゲーム(gameA, gameB)をプレイした結果が次のような形で格納されている。各ゲームの平均点を求めよ。 data.csv player,gameA,gameB Alice,84.0,79.5 Bob,20.0,56.5 Jimmy,80.0,31.0 Kent,90.5,15.5 Ross,68.0,33.0 data = File.read('data.csv') headers, *scores = data.lines.map { |line| line.chomp.split(',') } scores # => [["Alice", "84.0", "79.5"], ["Bob", "20.0", "56.5"], ["Jimmy", "80

    a2ikm
    a2ikm 2013/01/29
  • Ruby、君のオブジェクトはなんて呼び出せばいいの?

    Rubyには大量のメソッドがあります。次のコードでRuby1.9.3に含まれるメソッド数を数えたら単純合計で1659個、ユニーク数(同名を1と数えて)で937個と出力されました。 all_methods = ObjectSpace.each_object(Module).flat_map do |c| c.methods(false) + c.instance_methods(false) end.reject { |m| "#{m}".start_with? '_deprecated' } all_methods.size # => 1659 methods = all_methods.uniq methods.size # => 937 つまりRubyには、937個もの異なる名前のメソッドがあるのです。各メソッド名は、その動作や機能を端的に表現したものでなければならないので、その一つ一

    a2ikm
    a2ikm 2012/07/18
    面白い。統計の結果も、やり方も勉強になる。
  • Rubyのinjectで逆ポーランド記法電卓を書くYO!

    「すごいHaskellたのしく学ぼう!」を読んでます。こののタイトルとカバーデザインはかなりミスリードですね!もしこのを入門書と呼ぶのなら、僕の脳に相当の問題があるか、Haskellが相当に難解であるかの何れかと断定せざるを得ません。いや、おそらく問題は僕の脳にあるのでしょう。そうであれば安心です。プログラム言語はツールなのですから難解であってはなりませんからね。Rubyはアヒル言語ですから、知らないうちに僕の脳もすっかりアヒル脳になっていたのですね.. ミスリードだなんて言ってすいませんでしたm(__)m1 さて、このの第10章にHaskellによる「逆ポーランド記法電卓」の例が出ていました。例ではその実現に畳み込み演算が使われていたので、前回記事にしたinjectを使ってRubyでこの電卓を書いてみます。 逆ポーランド記法 逆ポーランド記法では演算子が数字の後にきます。 この演算

  • これからRubyを始める人たちへ

    (追記:2012-12-03) 記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。詳細は文末に追記しましたので、購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 電子書籍「これからRubyを始める人たちへ」EPUB版 Rubyの特徴 Rubyは、まつもとゆきひろ氏(通称Matz)により設計されたオブジェクト指向プログラミング言語です。Rubyの特徴を一言で言うならば、それは「間口が広くて奥が深い言語」ということになります。 「間口が広い」というのは、インタフェースがシンプルで誰でもが簡単に使い始められることを意味します。「奥が深い」というのは、プロフェッショナルによる長期使用に耐えうる物の言語であるということを意味します。「間口が広い」ということと「奥が深い」ということは来競合する概念ではありませんが、その両方をバランスよく組み合わせるには、対象に対する

    a2ikm
    a2ikm 2012/04/11
    環境構築の手順
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