韓国ケータイ市場は2008年に入り、「Haptic」(ハプティック)や「Secret」(シークレット)などに代表されるタッチパネル端末が流行した。スタイリッシュな端末が人気を集めるのはこれまでどおりだが、さらに、素材やカメラ機能へのこだわりをプラスして差別化を図る動きが出てきている。この秋、先端を行く韓国市場にどのようなトレンドが訪れているのだろうか。 10月14日~17日まで、韓国ではIT関連の総合展示会「韓国電子展」が開催された。同展示会の“常連”であるSamsung電子とLG電子が出展し、最新ケータイを数多く目にすることができた。会場でチェックした最新端末から、韓国ケータイの“次”を探ってみたい。 増加傾向の“タッチケータイ” Samsung電子ブースの目玉は、発表間もない「Haptic 2」の実機展示だ。Hapticは、発売から約半年で50万台を販売し、韓国で一大ブームを巻き起こし