1.9以降に搭載された正規表現エンジン(oniguruma, onigumo)では (?<name>式)によってマッチした式部分に名前(ここではname)を付けることができ、 それにマッチした内容を後方参照\k<name>で参照でき、 また\g<name>でその式を再帰的に呼び出すことができる これを使えば、括弧のペアを対応させた上でマッチさせることができる。 たとえば次の例ではLispのシングルクォーテーション記法をquote関数の呼び出しに変換する。 regexp = /'(?<paren>\((?:[^()]|\g<paren>)*\))/ replace = '(quote \k<paren>)' # 1段 "'(+ 1 2)".match(regexp) #=> #<MatchData "'(+ 1 2)" paren:"(+ 1 2)"> "'(+ 1 2)".gsub(reg