京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行の実施について、祇園祭山鉾連合会は17日午前4時から理事11人が集まって対応を協議。全員が「実施すべきだ」という意見を表明し、4時20分の気象庁からの情報提供をもって最終決定した。 関係者によると、山鉾巡行が中止されたのは阪急電鉄京都線の大宮-河原町間の延伸工事が行われた昭和37年が直近。記録が残る限り荒天で中止された例はなく、明治17年に前祭(さきまつり)が後祭(あとまつり)の前日に当たる23日に延期されたことがあるだけという。 今回は、交通規制を設定し直すことが難しいことなどから、日程の延期や時間をずらしての実施は当初から検討されていなかった。 祇園祭は平安時代の貞観年間(9世紀)、全国の疫病を鎮めるために行われた「祇園御霊会(ごりょうえ)」が起源とされる。山鉾巡行は応仁の乱や第二次大戦の影響で中止されたことはあったが、神輿渡御(みこしとぎょ)の露払い
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