ガジェットに「通知された通りに気分が悪くなる」 ますます人気のフィットネス・ウォッチ。腕につけるだけで心拍数や運動量、消費カロリー、睡眠状態などを計測し、健康状態を毎日更新してくれるそれは、健康管理に役立つアイテムとあって、需要が増えている。 昨年のブラックフライデーの売り上げで、最も人気のあったアイテムのトップ10のうち、アップル・ウォッチのさまざまなモデルが4つもランクインしていたことはまだ記憶に新しい。ほんの20年ほど前までは、オリンピック選手でさえ入手困難であったような高レベルの健康測定が、今では一般人にとっても身近なものになっている。 そんなフィットネス・ウォッチは、その人の健康を改善・サポートするためのものとして、概ねポジティブに報じられてきた。実際、24時間年中無休の監視によって導き出された精密なデータや通知は、多くの人々の健康を最適化し、生産性を改善するのに役立ってきた。効
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