浜松市児童相談所に9日、「浜松の伊達直人」を名乗る50歳代くらいの男性から、「クリスマスプレゼント」として、計30万円分のランドセルや色鉛筆などが届けられた。 市は寄贈品を市内の児童養護施設に配布し、来年度の新入生に使ってもらう。 同相談所によると、この男性が市内の文具店を訪れ、「ランドセルを児童相談所に届けて。お金があまりそうなら新入学に使う文房具を織り交ぜて」と現金30万円と手紙を店員に渡したという。この男性は名前を名乗らなかったが、今年1月にも同じ店を訪れ、同様の依頼をした人物だったという。 文具店はランドセル10個と鉛筆削り、筆入れ各10個、鉛筆と色鉛筆各10ダースずつ用意し、9日に同相談所に届けた。プレゼントには「今年もクリスマスプレゼントを送らせて頂きます。今年は日本中大変な年でしたが、みんなで力を合わせて頑張りましょう」と書かれた手紙が添えられていた。