商品への異物混入が相次いだ「日本マクドナルド」は、親子連れの来店が大きく減っていることから、衛生管理の対策などに母親の意見を反映させる、新たな取り組みを始めることになりました。 それによりますと、料理研究家など食や栄養に詳しい6人が、毎月、インターネット上に寄せられた利用客の意見を基に、店舗や材料の製造工場といった視察する現場を決め、小さな子どもを持つ母親などと一緒に衛生管理の状況などをチェックするということです。会社は、出された改善点を業務に反映させるほか、インターネットでも取り組みの状況を公表するとしています。 記者会見したカサノバ社長は、「子どもや家族の安全・安心を思うお母さんが、食品に最も厳しい目を持っている。お母さんたちと直接会って意見を聞き、信頼回復につなげたい」と述べました。 日本マクドナルドは、ことし3月までの3か月間の決算で、最終的な損益が上場以来最大の赤字となるなど、業