セガが家庭用ハード事業から撤退へ 2001年(平成13年)3月31日は、セガがドリームキャストの製造終了をもって家庭用のハードウェア事業から撤退した日。 いまから21年前の2001年1月31日、セガは“構造改革プラン説明会”と題する記者会見を開催し、3月31日をもってドリームキャスト本体の製造を中止すると発表。今後はコンテンツプロバイダーとして他社ハードへソフトを提供し、世界一を目指す方針を打ち出した。 セガの家庭用ハード事業からの撤退宣言という、あまりにも衝撃的なニュースに当時のゲームファンは騒然。ふだんはのほほんとしている編集部も、このときばかりはテレビ局の報道フロアばりに編集者が慌ただしく作業していたと筆者は記憶している。 記者会見の際、当時のセガ最高執行責任者の香山哲氏は「約200万台の在庫をユーザーに届けるために、価格施策も視野に入れています」と発言し、実際に2001年3月1日か