Lookoutが実施した調査によれば、国内企業のモバイル利用では社員による危険行為が横行していることが分かった。 モバイルセキュリティ会社のルックアウト・ジャパン(Lookout)は5月25日、首都圏に住む1000人の社会人を対象に実施したスマートフォン利用動向に関する調査結果を発表した。5.3%が会社支給の端末で「ジェイルブレイク(脱獄)」やルート化しているなど、危険な利用実態が浮かび上がった。 ジェイルブレイクやルート化はOSの制限を解除することで、例えば、通常ではインストールできないアプリをインストールできるようにしたり、OSの設定を変更したりできる。それによってスマートフォン利用の自由度が高まるものの、不正アプリやサイバー攻撃などによって端末が危険にさらされることから推奨されていない。iOSの制限を解除する行為をジェイルブレイク、Androidではルート化と呼ばれている。 調査によ