警察庁が風俗営業店の経営者に対して30年近くにわたって、従業員の本籍地を記載した名簿をつくるよう指示していたことがわかった。本籍地は、差別や不利益な取り扱いにつながりかねない高度なプライバシーが含まれる情報とされる。警察庁の指示は、人権に配慮して行政事務を進めるように求めている政府の取り組みに逆行している形だ。 風俗営業法は性風俗のほかキャバレーやパチンコ、ゲームセンター、ダンスクラブなどの経営者に対し、営業所や事務所ごとに従業員の名簿を備えるように求めている。警察庁は1985年の総理府令(現内閣府令)で、名簿には性別や生年月日、採用年月日などのほかに本籍地(外国人については国籍)を記載するよう命じた。違反すれば100万円以下の罰金がある。 警察庁は指示の理由について、「年少者の風俗産業への就業を規制するため、身元を確認する必要がある」と説明している。ただ、本籍地の情報を元に戸籍などを調べ
「人の話の聴き方が上手い人には共通する特徴があって、それは列記するとこのようなことだと思う。」と彼は言った。 1.人の話をおもしろがって聞く。 2.なにか広がりそうなところがあると、そこを聞いてみる。 3.相手がなにを話しても、攻撃的にならず、たしなめ方が上手い。 4.自分の話もするのだけど、それはあくまで対比としてする。 5.自分の話をするときは、たいてい、一歩下がった位置でおもしろおかしい失敗譚が多い。 6.相手が話したがりそうなところを見つけるのが上手い。 7.話し手を全肯定する。 8.ちょっとぐらい矛盾があってもつっこまない。 9.相手の話を否定しない。 etc…… これってなんなのだろうと考えると、ホスト・ホステスの話の聴き方に近い。 ひとことで言えば、話し手を主役にするのが上手い人なのだと気付いた。 上司にすごく話の聴き方が上手い人がいたことがあって、課長待遇ぐらいの人だ
自分のパートナーの女性に対する敬意を忘れずに持ち続けられる人なんて、テレビや雑誌やネットの中の限られたインテリだけなんだろうか。どこまでいっても相手が他人であることを忘れずにいてくれる男性なんて、本当にこの世に存在するんだろうか。数年前に分かれた彼氏の言葉が今でも忘れられない。それはよくある光景だったのかもしれない。彼氏の家でまったりしていた時、キッチンに居た私に向かって、彼は甘えた声で言った。「お茶ぁ~」 (=お茶を淹れてほしい)その瞬間、忘れていた怒りと憎しみと殺意がよみがえった。私はかつて物心ついた頃から毒家族の奴隷として使役されていた。全ては命令形て、従わなければ暴力が待っていた。そんなわけで、男性の身の回りをさせられることには過剰に反応してしまう。お茶、と言った彼に対しては何とか平静を装うのが精一杯だった。その後べつの理由で彼とは別れた。 管見ながら、どうも一部の男性は女性と親し
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)がNHKの取材班に追いかけられ、けがを負ったとされる問題で、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士は24日、NHKから「取材手法に行きすぎがあった」と謝罪があったことを明らかにした。 三木弁護士によると、24日正午ごろ、NHK大阪放送局の報道部長と取材した記者ら3人が大阪市内の事務所を訪問。3人は「誠に申し訳なかった」と謝罪した上、報道部長が「厳重に指導する。撮影した映像は使わないよう指示した」と対応を説明したという。 小保方氏は24日、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターに出勤したが、午後も痛みが続いたため受診したところ、頸椎ねんざと右肘の筋挫傷で全治2週間と診断された。小保方氏は三木弁護士に「右手のけがは検証実験に支障が出る。くやしい」と話したという。 また、NHKが強引な取材を行ったことについて、理研も24日、NHKに抗議文を
ヘイトスピーチ処罰を=慰安婦問題、国家責任認めよ−国連対日勧告 【ジュネーブ時事】拷問禁止、表現の自由などに関する国連人権規約委員会は24日、日本政府に対し、ヘイトスピーチ(憎悪表現)など、人種や国籍差別を助長する街宣活動を禁じ、犯罪者を処罰するよう勧告した。また、旧日本軍の従軍慰安婦問題についても、「国家責任」を認めるよう明記した。 規約委は勧告となる「最終見解」の中で、ヘイトスピーチや「Japanese only」の表示など、外国人への差別をあおる行為が広がっているとして問題視。差別される側が「刑法、民法で十分に保護されていない」と懸念を示した。 その上で、「差別や暴力を誘う人種的優位や憎悪を助長するプロパガンダをすべて禁止すべきだ」と提言。日本政府に対し、犯罪者を処罰するルールを整備するよう促した。 一方、従軍慰安婦問題に関しては、元慰安婦への人権侵害が続いており、教科書への十
長野県警察本部の千曲警察署の交通課長ら4人が、去年、飲酒運転の取締りを行った際、アルコールの量を測定する器具が壊れたことから、別の器具を証拠として用意し男性を検挙していたとして、警察は24日、4人を虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検しました。 書類送検されたのは、当時、千曲警察署の交通課に勤務していた52歳の課長と39歳の係長、それに29歳と28歳の署員の4人です。 警察によりますと、4人は去年8月、千曲市内で行った飲酒運転の取締りで男性を検挙した際、息に含まれるアルコール濃度を測定する飲酒検知管と呼ばれる器具が壊れたため、基準を超える同様の数値を示した別の器具を用意して検挙していたなどとして、虚偽有印公文書作成や証拠隠滅などの疑いが持たれています。 警察によりますと、当時、飲酒検知管は男性の息を測定したあとに壊れたということで、課長らは、アルコールを含む洗浄液で口をすすいだあと、新た
大阪で1歳の娘を虐待死させた罪に問われた両親の裁判で、最高裁判所は、1審の裁判員裁判が言い渡した検察の求刑を大幅に上回る懲役15年の判決を取り消し、父親に懲役10年、母親に懲役8年を言い渡しました。 裁判員裁判の判決を最高裁が直接見直したのは初めてです。 岸本憲被告(31)と妻の美杏被告(32)は4年前、大阪・寝屋川市にあった自宅で、当時1歳の3女の頭を強くたたくなどして死なせた傷害致死の罪に問われました。 検察の懲役10年の求刑に対し、1審の裁判員裁判は大幅に上回る懲役15年を言い渡し、2審も取り消さなかったため被告側が上告していました。 24日の判決で最高裁判所第1小法廷の白木勇裁判長は「裁判員裁判といえどもほかの裁判との公平性が保持されたものでなければならず、これまでの刑の重さの大まかな傾向を共通認識としたうえで、評議を深めることが求められる。従来の傾向を変えるような場合には、具体的
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