連載第3回で分析するのは中規模な企業ネットワークの集計結果である。ここでいう中規模ネットワークとは,つながるパソコンの台数が101台~1000台以下の企業ネットワークのこと。回答数は238件で全体(689件)の約1/3に当たる。拠点数の平均は20である。それでは中規模ネットワークの実像を,第2回と同様にインターネット接続のアクセス回線から見ていこう。 WANの乗り換えが目立つ 中規模ネットワークで採用されているインターネット接続のアクセス回線は,1位がFTTH(fiber to the home)で2位がADSL(asymmetric digital subscriber line)という結果だった(図3-1)。この順位こそ小規模ネットワークと変わらないものの,中規模ネットワークではその差は大きく,ADSLはFTTHの半分程度にとどまる。その一方で,3位の専用線はADSLとほぼ同じ導入率と
米EMCは米国時間5月7日,世界規模の協調的な研究ネットワーク「EMC Innovation Network」の設立を発表した。このネットワークは,EMCの研究チーム,開発リソース,提携する大学研究グループ,顧客などで構成される。将来的な情報インフラを形成する新しい技術の研究促進を目的とする。 Innovation Networkでは,おもに情報技術における情報の管理と使用の分野について研究する。具体的には,Semantic Webと検索,サービス指向インフラ,情報中心型セキュリティ,情報量の増加に対応可能なストレージ,リアルタイム情報分析向けの情報グリッド,組織の境界を越えた情報インフラの仮想化などの分野の研究を進める予定。 このネットワークは,EMCのセキュリティ研究センターであるRSA Laboratoriesの主任研究員を務めたBurt Kaliski氏が率いる。EMCの技術研究開
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