こういうのニガテなので、 全然ダメかなあと思って読んでみたら、 意外にも単なるニートマンガではなかった。 いや、大半はどうでもいいニートマンガなのだが、 たまに人間存在の本質を突くようでギョッとする。 ニートだとダメなのか? 仕事が人間を測るのか? 能力主義が世にはびこって久しい。 その人が何をできるかで人間の価値が決められる。 将来キャッシュ・フローで私達の価値は測定される。 それが恐ろしいことだというのは簡単だが、 過去から働き者は評価されてきたのだ。 その事実をどう見るか? 僕の答えは決まっている。 人はみな、社会において役割を演じることを求められる。 その役割をうまく演じた者が、社会から高い評価を受けるのだ。 ただ、それだけ。 そいつがどれだけ金を稼げるかは関係ない。 そいつがどれだけ社会に貢献できるかだ。 金を稼げるか否かと、社会貢献できるか否かは違う。 家族だって、社会なのだか