震災とソーシャルメディアと、前向きと後ろ向き いわゆる「ソーシャルメディア」は、インターネットの中でも特に人と人との関係によって人が動く場だ(メディアだ)、というあたりに注目すべき点があり、そして、ソーシャルメディアにおいて人の動きをうまい具合に起こすには、明確にポジティブな方向付けが必要であると認識しています。 ソーシャルメディアでは前向きな方向づけが人を動かす 義務感とか責任感とかではなく、「それが自分のためになる」と全員に理解してもらって初めて、何かの動きができてくるというもの。例えば被災地へのボランティアというのは、その行為が尊く、被災者の役に立ち、また自分が学べるものもある、といった認識が共有されているからこそ、皆がそれをやろうと思えるものでしょう。 なお、「ソーシャルメディア」と言うとネットの中だけの話のように捉える向きもあるかもしれませんが、そうではありません。ネットから得た