大日本印刷(DNP)は12月2日、同社の「秀英横太明朝」フォントをOpenTypeフォントとして電子書籍向けにライセンス提供を開始した。第1弾として、ドワンゴの電子書籍配信サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」のiOSアプリに搭載されている。 秀英横太明朝フォントは、同社のオリジナル書体「秀英体」シリーズの1つ。秀英体の特長を生かしつつ、デジタル機器のディスプレイでの視認性を高めたもので、動画の字幕やWebサイト、携帯電話などのフォントとして利用されている。 今回、秀英横太明朝に縦書きやルビ、圏点(本文の文字に付ける強調のための点)など、複雑な組版に使用する文字や、JIS第3・第4水準の漢字を含む1万963文字を追加(2万317文字を収録)するとともに、Unicodeに対応、OSや機種の違いを問わず同様の文字表示ができるOpenTypeフォントとし、電子書籍向けにライセンス提供を開始した。
世界42カ国にて事業を展開し、総従業員数78,500人以上というヨーロッパ最大のIT企業AtosのThierry Breton CEOが「今後18ヶ月以内に社内メールゼロ」という方針を考えているそうだ(The Telegraph、本家/.)。 各従業員は電子メールに週あたり5~20時間費やしているが、毎日受け取る200通のメールのうち重要なものはほんの1割に過ぎず、「電子メールはもはや(コミュニケーションのための)適切なツールではない」とBreton氏は指摘する。また、大量の情報の処理は今後企業が取り組むべき重要な問題であり、考え方を変えるべき時である」とのこと。 Breton氏は電子メールの代わりとしてFacebookやTwitterから着想を得たチャット式のコミュニケーションサービスを採用したいという。11~19歳の若年層において電子メールを利用しているのはたった11%であるとの調査結
ボイジャーはHTML5ベースのビューワ「BinB」を発表。12月8日に公開する。BinBで読める最初の作品には、黒澤明監督が小國英雄氏、菊島隆三氏とともに書き残し、成しえなかった一編の映画『虎 虎 虎』の準備稿など。 「自由な読書、自由な出版。これが本の未来だ」――20年にわたり電子出版のあるべき姿を考え続けてきたボイジャーは12月1日、新読書システム「BinB」を発表した。12月8日から公開予定の「BinB store」で利用可能となる。 BinBは、Webブラウザで本を読む(Books in Browsers)という考え方に基づいて開発されたHTML5ベースのビューワで、7月に開催された「第15回国際電子出版EXPO」ではそのプロトタイプが公開されていた。HTML5に対応したWebブラウザ(Internet Explorerは現時点で未対応)であれば、PCでもMac OSでも、iPho
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く