東京湾の底を走るパイプラインから原油が漏れ出している可能性があります。 第3管区海上保安本部によりますと、28日朝、東京湾でタンカーを係留する施設「京浜川崎シーバース」から約15kmにわたって原油が流出しているのが見つかりました。管理会社によりますと、水深30mの海底には石油の精製施設につながるパイプラインがはしっていて、それを覆うコンクリートに亀裂が見つかったということです。この施設では15日にも原油が流出していて、いずれも亀裂から漏れ出したとみられています。海上保安本部は、海上に放水するなどして流出した原油を減らす作業をしています。