図書館に来て、ボードゲームで遊ぼう――。そんな米国発の取り組みが、日本でもじわりと広がっている。老若男女が一緒に楽しめる場として図書館を開放し、ずらりと並ぶ本にも親しんでもらう狙いだ。 「もうオバケが来てる! サイコロで4が出たら逃げられるよ!」 大阪府東大阪市の府立中央図書館2階の一室。近くの小学3年生、市原愛依(めい)さん(8)が遊んでいたのは、ダンスパーティーの会場に現れたオバケから逃げ回る「ミッドナイトパーティー」というゲームだ。 初めて遊ぶゲームだったが、職員からルールを教わり、すぐに理解できたという。「本を読むのは好きじゃないけど、ゲームがあるならまた来たい」。母の愛美さん(35)は「こんなイベントは初めて。本人も楽しくて仕方がない様子で、図書館を楽しむ良いきっかけになるかも」と話した。 「図書館でゲームを」。そう呼びかけた先駆けは、米国図書館協会だ。 同協会は2008年から毎
昨今のシングルプレイFPSは巧みな脚本に沿って登場人物たちが物語を紡ぎ、ほぼ決められたプレイ時間で幕を閉じる。ある種、劇的で映画のような没入を与えてくれる作品が昨今の主流となっているといえるだろう。ここでいう映画的表現とは、ドラマ、作劇であり、前述した優れた脚本と、ある一定の時間内で終わることであり、登場人物の見事な演技を搭載しているものを指す。また、写実的なグラフィックの搭載もそういえる。そして何よりもプレイとストーリーの乖離が甚だしくないものを特別に指す。そして、今より10年前に萌芽し、映画的演出を実践して高い評価を得た作品があった。 2017年にプレイしても充分通じるグラフィック、演出、カットシーンの巧みさ、物語の起こりと終わり、その過程の緊張感。FPSにおけるすべての映画的作法が本作によって実践され、見事に実現されたのだ。前シリーズまでは、旧時代の戦争の流れに巻き込まれるだけの兵士
トランプ大統領の誕生など、いわゆる「ポピュリズム」が注目を浴びています。この「ポピュリズム」の定義というのはなかなか難しいもので、政治学者の間でもその捉え方には違いがある状況ですが、多くの分析において「ポピュリズム」の隆盛の原因として広がる格差の問題があげられています。 ただ、格差の拡大によって剥奪感を感じた人々が現状の政治に不満を持つという回路は分かりやすいのですが、そうした人びとがトランプのような人物を支持するという点には謎が残ります。 格差の拡大によって貧しくなった人びとが、サンダースや急進的な再分配を訴える左翼的なポピュリズム政党を支持するというのはわかりやすいですが、「雇用」を連呼しているとはいえ、規制緩和と富裕層への減税を主張するトランプを支持することにはわかりにくさが残るのです。 つまり、「新自由主義」は市場における競争を重視する考えで「弱肉強食」的な世界をつくりだすと考えら
ジャズトランペッターの日野皓正がコンサート本番中に舞台上で中学生のドラマーからスティックを取り上げ、さらに往復ビンタという暴行に及んだ件について、元ジャズミュージシャンという立場から考えてみました。 日野の行為が児童虐待であることは間違いありませんが、それでもなぜか日野擁護論がネットに多く見られます。 その根拠は、この中学生ドラマー(以下:少年)が場を乱した、ルールを破った、指示を無視したから殴られて当然ということらしいです。 だとすれば論点は、少年のプレイにどこまで非があったかとなります。 さらにこれはジャズという音楽を演奏する上での出来事なので、ジャズ的にどれほどの非があったかと考えるべきでしょう。 そこでジャズミュージシャンの専門的な見地が必要となるのですが、事件がネット上で話題になってから一晩たってもジャズミュージシャンの意見が聞こえてきません。 まあそれも当然で、下手なこと言って
米人気俳優のジョージ・クルーニーさんが1日、イタリアで開催中のベネチア国際映画祭の会場で朝日新聞のインタビューに応じ、米社会を揺るがす白人至上主義の台頭について「断じて許しがたい」と語った。米国の郊外を舞台に白人社会の暗部を描く自身の監督作「サバービコン」が、映画祭のコンペ部門に参加。2日に公式上映される。 米南部のバージニア州では8月、白人至上主義団体が反対派と衝突。インタビューでクルーニーさんは、妻で人権派弁護士のアマルさんとともに、白人至上主義やヘイトクライム(憎悪犯罪)の監視団体「南部貧困法律センター」に100万ドル(約1億1千万円)を寄付したと説明。「差別撲滅のために共に闘う」と語った。また事件へのトランプ大統領の対応について「我が国の代表はヘイトグループとそれに抗議する団体の区別もできない」と強く批判した。 「サバービコン」は、アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の脚本をもとに、ペ
Twitter、「サービス利用規約」を10月2日に改定へ コンテンツ削除やアカウント停止関連の文言を変更 米Twitterは9月2日、日本を含む米国以外の地域の「サービス利用規約」を10月2日に改定すると発表した。新しい利用規約は既に公開されている。 現行のサービス利用規約(2016年9月30日発効)と比較したところ、主にコンテンツの削除とアカウントの一時停止あるいは削除についての文言が変更されることが分かった。 「3. 本サービス上のコンテンツ」で現在「当社は、予告なしで、当社独自の判断により、ユーザーに対して何らの責任を負うことなく、侵害の疑いがあるコンテンツを削除する権利を留保します。」となっているところが「当社は、Twitterユーザー契約に違反しているコンテンツ(著作権もしくは商標の侵害、なりすまし、不法行為または嫌がらせ等)を削除する権利を留保します。」となる。「ユーザーに対し
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Lいまネットを賑わしているこの2つの出来事。それぞれ批判や擁護の声がありますが、共通してちょっと気になる点があります。 ジャズトランペッターの日野皓正さんが、公演中に中学生を往復ビンタ。素行に問題があったのでやむを得ないじゃないか、という擁護。 評論家の宇野常寛さんが、日テレの番組を降板。「アパホテル批判が右翼を刺激したことを嫌ったため」というその主張がおかしいという意見。 それは「原則と事情を分けて論評されていない」という点です。 まず公衆の面前で中学生をビンタするのはダメだ、というのが原則です。 事情がなんであれ教育手段として体罰は適切ではありません。 www.asahi.com ここでやむを得ない事情があったから仕方がないじゃないか、とか、体罰を受けた本人がそれを良しとしている、とかいった主張は、他の体罰もやむを得ない事情・本人からの同意があれば良しとするということになります。戸塚ヨ
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