厚生労働省の専門家委員会は20日、高齢者を対象とする帯状疱疹(ほうしん)のワクチンについて、「科学的に定期接種化が妥当」と判断した。今後、定期接種化に向けて、対象年齢やワクチンの種類などの詳細な議論を進める。 国内で使用されている帯状疱疹ワクチンは1回接種の「生ワクチン」と2回接種の「不活化ワクチン」の2種類ある。接種から1年後の発症予防率は4~9割で、神経痛などの合併症による重症化も防ぐ効果が確認されている。 現在は任意接種のため、生ワクチンは約1万円、不活化ワクチンは計約4万円かかる。50歳以上の人に接種費用を補助している自治体も増えている。定期接種になれば、費用の一部もしくは全額が公費負担となる。
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