東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。 大坪市長は2021年の市長選では、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の推薦も受けて当選した人物。一体、何があったのか。(立川支局、デジタル編集部)
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。 大坪市長は2021年の市長選では、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の推薦も受けて当選した人物。一体、何があったのか。(立川支局、デジタル編集部)
帰国すれば身柄を拘束されてしまうのに―。トルコで訴追された埼玉県内のクルド人女性(30)が、日本で在留資格を認められないのは違法だとして国を訴えた裁判が東京地裁で続いている。4人の子は難民申請したが認められず、特例的に在留資格を得られるのは1人だけになりそう。「家族で日本で暮らせるようにしてほしい」と願う。(望月衣塑子) 女性は少数民族クルド人中心の野党、国民民主主義党(HDP)に所属し、トルコで警察に拘束された経験がある。2015年に来日し、難民申請したが17年に不許可に。不服を申し立てたものの、21年に出た結果でも変わらなかった。申請中は認められていた在留資格を失い、仮放免で4人の子を一人で育てている。 来日後、トルコのエルドアン大統領の政治が独裁的だとして都内での抗議デモに何度か参加した。その映像がクルド人グループの交流サイト(SNS)に出たことから、トルコのテロ対策法違反の罪で昨年
林芳正官房長官は13日の記者会見で、内閣官房報償費(機密費)の具体的な使途について明言を避けた。「答えは差し控える」と述べるにとどめた。自民党の鈴木馨祐衆院議員が12日のNHK番組で機密費を巡り「選挙目的で使うことはない。断言する」と語ったことに関し、問われた。
偽造したマイナンバーカードで本人になりすまし、スマートフォンを乗っ取るなどの事件が相次いでいることを受け、河野太郎デジタル相は10日の記者会見で事業者らへ注意を促した。本物を見分けるにはICチップを読み取って内蔵情報を確認することが最も確実とも述べ、読み取りに必要なアプリを開発する可能性にも言及した。 偽造マイナカードを巡っては、交流サイト(SNS)「X」で被害が報告されている。何者かが偽造マイナカードを使って本人になりすまし、機種変更手続きをしてスマホを乗っ取った上、端末にひも付くクレジットカード情報を悪用した決済なども相次いだ。中には200万円を超える高額商品を購入された例もあったという。
在留資格を失ったまま、入管施設への収容を一時的に解かれた「仮放免」の外国人が医療機関を受診する際、公的医療保険の自己負担分を超える高額な医療費を請求されるケースが相次いでいる。仮放免中は働くことも健康保険に入ることもできず、無保険の外国人には費用を上乗せする病院もあるからだ。NPO法人・北関東医療相談会には昨年だけで約10件の事例が報告されており、「法外な請求で貧しい外国人は医療を受けられず、人権上問題」と批判する。(池尾伸一)
住民らの声で伐採計画が見直されることになった「玉川上水旧水路緑道」の樹木=4月25日、東京都渋谷区で(松崎浩一撮影) 東京都渋谷区は、地下水路となった玉川上水の上の緑道(笹塚-代々木、2.6キロ)の再整備で、当初伐採を予定していた樹木158本の状態を再調査し、8割以上の134本を残すと決めた。方針転換には「木を残して」という住民たちの働きかけがあった。4月24日に開かれた周辺住民への説明会で、長谷部健区長は「ロープを張ったり、添え木をしたりして残せる物は残す。地域にさらに愛される緑道を目指したい」と説明した。(中村真暁) 玉川上水旧水路緑道の再整備事業 緑道は1982~85年度に整備された。傷みや老朽化が進み、東京都渋谷区が農園や遊び場、広場などを再整備する。2024年7月以降、笹塚、大山、幡ケ谷の各緑道で着工予定で、総事業費は約100億円を見込む。 緑道は、渋谷区内の笹塚、大山、幡ケ谷、
4月28日投開票された衆院東京15区補選で、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が擁立した乙武洋匡さん(48)の落選を受け、小池知事は30日、報道陣の取材に応じ、「なんとか勝ってほしいと思って応援したが、結果は本当に残念なものになってしまった」と振り返った。 国民民主党と都民ファの推薦を受けた乙武さんには、小池知事が連日応援に入り支持を呼びかけたものの、5位に沈む結果となった。小池知事は「街の反応は大変良かったが、票のつなげ方に多くの反省点があると思っている」と述べた。 都民ファの森村隆行代表も30日、都庁で記者会見し「政治とカネの問題が大きい中で、公約にも掲げていたが、受け皿とならなかった」と敗因を分析。荒木千陽前代表が出馬した2022年参院選に続き、国政選挙は2連敗となり、「有権者に何が響くのか、戦略の分析と見直しをしたい」と述べた。(渡辺真由子)
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党が処分した議員のリストに、岸田文雄首相や二階俊博元幹事長らの名前はなかった。公平さに欠ける内容に党内外から不満が噴出。共同通信社が13〜15日に実施した全国電話世論調査でも、首相が処分されなかったことに「納得できない」と答えた人が78.4%に上った。こうした状況を首相の元側近はどう見ているのか。岸田派(宏池会)に所属していた三ツ矢憲生元衆院議員(73)が直言した。(坂田奈央) 三ツ矢憲生(みつや・のりお) 1950年、三重県伊勢市生まれ。東大教養学部卒業後、75年に旧運輸省(現国土交通省)入省。2003年衆院選に自民党の藤波孝生元官房長官の地盤を継いで旧三重5区(現在の三重4区)から出馬し初当選。21年まで6期務めた。2期目から岸田文雄首相が最後の会長を務めた「宏池会」に所属。財務政務官、外務副大臣、自民党政調会長代理などを歴任。
能登半島地震から3カ月余り。断水の解消などの復旧が遅れる中、財務省は「維持管理コストを念頭に置き、集約的なまちづくりを」と提言を出した。「コスト削減ありき」がにじむこの姿勢。「過疎地の切り捨て」の危惧も。そんなにカネがないならやはり、万博絡みのインフラ整備などの巨額事業を見直し、復興に予算を割くべきじゃないのか。(宮畑譲、岸本拓也)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く